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カープの得点に笑顔がはじける手前左から藤田議長、秋葉市長、湯崎知事、林議長
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地域が一体になって広島東洋カープを応援しようと、広島県と広島市の職員約1800人が2日夜、南区のマツダスタジアムで横浜戦を観戦し、接戦での勝利を後押しした。
一塁と三塁側の内野席で、職員が赤いうちわを振ってファンの一体感を演出。湯崎英彦知事と秋葉忠利市長はユニホーム姿で一緒に座り、林正夫県議会議長、藤田博之市議会議長と歓声を上げた。
県と市が組織を挙げて合同観戦するのは初めてという。昨年秋に湯崎知事が就任して以降、協調路線を取る両者が「地域の一体感」を率先して示した形だ。
湯崎知事は「県と市が気持ちを一つにカープを盛り上げたい」と声を弾ませ、秋葉市長も「カープが勝てば広島が元気になる」と応じた。(野田華奈子)
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