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旧市民球場の記念グッズ。手前から右回りにマウスパッド、ストラップ、コンクリート片入りキーホルダー、土のキーホルダー、ケース入り芝生
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広島市は、旧市民球場(中区)の芝生や土を利用したオリジナルの記念グッズを売り出す。戦後復興のシンボルであり、半世紀を超えて広島東洋カープの本拠地として愛された旧市民球場。その一部を形に残し、市民や全国のファンに記憶の継承を託す。
ケース入りの芝生(3000円)▽球場のコンクリート片入りキーホルダー(1050円)▽グラウンドの土を小びんに詰めたキーホルダー(260円)▽球場のフェンスラバーで作ったストラップ(700円)▽同じくラバーのマウスパッド(780円)―の5種類。合計で2万2000個を用意した。
24日に旧市民球場で開くさよならイベントで売り出し、25日からは中区の平和記念公園レストハウスと、中区本通りのひろしま夢ぷらざで販売する。収益は跡地整備事業に充てる。(野田華奈子)
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