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9・11テロ事件の翌日、崩壊した世界貿易センタービル現場で、がれきの撤去作業や生き埋めになった行方不明者を捜す消防隊員や警察官、建設労働者ら。その多くが今、健康障害を訴えている=ニューヨーク市(ジョン・グラムさん撮影)
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同時テロから5年の歳月を経て急ピッチで復興が進む世界貿易センター跡地。9月11日の追悼式典には、遺族や同僚ら多くの人々が参列し、犠牲者に思いをはせた(ニューヨーク市)
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呼吸を楽にするため気管支拡張剤の入った吸入器を使用するジョン・グラムさん。一日3回、20分。「これを利用しないと一日を過ごすのもきつくて…」(パラマス市)
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世界貿易センター近くにある消防署の入り口に設置された追悼記念碑。この消防署で勤務中に殉職した11人の遺影が掲げられていた。消防士の犠牲は343人にのぼる(ニューヨーク市)
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グラムさんが使用している薬は20種近く。薬代がかさむ
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WTC崩壊現場で働いた作業従事者の健康状態は深刻」と話すスティーブン・レービンさん。「長期的にはがんの増加なども懸念される」(ニューヨーク市)
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