「パ」存続運動の情熱再び 関西と広島バンド共演

05.07.10


 広島や関西で活動する四つのバンドが九日夜、広島市中区のライブハウスで、広島市民球場に替わる新球場建設を後押しする「たる募金ライブ」を開いた。二リーグ制存続を求めてパ・リーグ連盟歌の復刻版CDを作った関西のロックバンド「アックスバイツ」が呼び掛け、実現した。
 四バンドは「新球場建設に熱き支援を!!」と書いたのぼりの脇で熱唱。地元の女性ロックデュオは広島東洋カープのロゴマーク入りの赤いシャツで出演。集まった観客約百人は会場の募金箱にお金を入れ、復刻版CD制作に加わったカープの嶋重宣、永川勝浩両選手のサインボールなどをお礼にもらった。
 「アックスバイツ」リーダーの前田英勝さんは「二リーグ制存続に協力してくれたカープを支えたかった。広島のバンドにも、たる募金ライブの輪が広がれば」と願っていた。


【写真説明】たる募金への協力を呼び掛け、広島や関西のロックバンドが共演した「たる募金ライブ」


 

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