全国ツアーで呼び掛けます 「ビバッチェ」

05.07.21


 広島修道大(広島市安佐南区)出身の人気ロックバンド「ビバッチェ」が、七月末からの全国ツアーで広島の新球場建設を後押しする「たる募金」に取り組む。北海道から九州まで十五カ所で、広島の盛り上がりを全国のファンに伝える。
 メンバー四人全員が熱心な広島東洋カープファン。二十日、全員で出演した広島エフエム放送の番組で、ボーカルの堤晋一さん(27)が「広島がまちぐるみで頑張っているので」と募金呼び掛けを発表した。
 新曲発売を記念したツアーは三十一日の北海道旭川市から、九月二日の広島市まで。グッズ販売所にさい銭箱風のオリジナル募金箱を置く。ギタリスト加藤栄治さん(26)は「カープと市民球場は、ほかのチームよりも市民の血が通っているように感じる。この宝を全国にアピールしたい」と話していた。
 ビバッチェは、修道大の同級生で一九九七年に結成。二〇〇二年のCDデビュー後も、広島市の胡子大祭や母校の入学式で、無料ライブをするなど地元密着の活動を続けている。


【写真説明】オリジナル募金箱を手に、たる募金計画を発表するビバッチェの4人 (広島エフエム放送)


 

BACK