瀬戸内高生 模擬店で協力

05.09.20


 瀬戸内高(広島市東区)商業研究部の生徒が十九日、JR広島駅北口に近い東区若草町の空き店舗を使って模擬店を開いた。広島の見どころなどをアピールする自主開発商品を販売し、広島新球場建設たる募金にも協力。通行人らに元気よく呼び掛けた。

 商店街の一角のフリースペースを活用し、「しゃも爺(じい)さんとゆかいな仲間たち」を開店。被爆六十年を記念し、折り鶴とハートをデザインした「ピースちゃん」シールを張った県産米など、十種類のオリジナル商品を並べた。
 直径三十センチのミニたるも設置。生徒の呼び掛けに、通りがかりの人たちが次々にたるにお金を投じていた。発案した三年梅本倫彰君(18)は「広島東洋カープが元気だと街も元気になる。ぜひ、いい球場を」と期待していた。
 同部は今後も一、二カ月に一度のペースで模擬店を開く。収益は台風14号で被害を受けた宮島町などに災害復旧支援金として寄付する。




【写真説明】瀬戸内高生の呼び掛けに応え、たる募金に協力する中学生ら
 

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