タイトル「ひろしま 都心のあした」   どきどき、わくわくしたいよね
   平和音楽祭の開催/デルタ展望施設を

 広島のシンボル、中区の平和記念公園。祈りの場と併せ、「平和な今日を生きる楽しい場に」と東区の二井野陽子さん、因島市の原克己さんなど。「公園近くで食事やお茶を楽しみたい」(岩国市の児玉文子さんなど)。福岡県の龍求さんたちは「平和音楽祭を」と願う。

広島都心夜景写真
広島湾方向に望む夜の都心。「デルタを展望できる施設がほしい」との声も寄せられた(完成間近の中区上八丁堀の43階建てマンション屋上から。左に縦に伸びるのが中央通り)

 もう一つのシンボル、カープへの思いも熱い。安佐南区の片山幸男さんは「試合に高齢者や子ども優待」、西区の児玉雅彦さんは「プロアマ交流」とソフト面の充実を求める。

 計画が頓挫した新球場に注文も。「ドーム」(竹原市の久保田四郎さんなど)、「屋根付き」(中区の村上和宏さんなど)、山口県玖珂町の田村稔さんたちは「現在地での建て替え」を望む。

 食べる楽しみも都市の魅力。名物お好み焼きでは、岩国市の山塚博史さん、中区の有馬計四郎さんたちが「屋台」を提案。「ハーフサイズをどこでも食べられるように」(廿日市市の畑本千賀子さん)との声も。

 「カキやお好み焼きなど、『あそこに行けば食べられる』裏通り」(西区の真砂則幸さん)。東京都の島津顕曜さんも「ライブハウス、バーなど同じ業態が集まった飲食街がほしい」という。

 「音楽、笑い、感動の大道芸ができる場所やルール作りを」と安佐南区の稲垣正史さん。廿日市市の隅田亮さんたちは、「ひと休みして、街歩きを続けるための場所」にと、落ち着いた喫茶店や書店、フリースペースなどを挙げる。

 川、海、山がそろう幸せをもっと楽しみたい。「いつでも誰でもデルタを展望できる施設」(兵庫県の竹村剛さん)、「観覧車」(安佐南区の利重忍さん、神戸市の宮森裕二さんなど)、「タワー」(中区の鳴戸大二さんなど)。

 せっかくの魅力を宝の持ち腐れにしないために、「インターネットのタウン情報充実」(柳井市の宮本太郎さん)、「初めてでも一人歩きできる地図」(庄原市の横山博江さん)、「親切な案内板」(山口市の弘中美貴子さんなど)。広島県黒瀬町の林元貴さんは、「広島は田舎じゃけえ何もないよ」なんて言わない「もてなし精神」を育てようと呼びかける。