平和の願い込め8・6のキャンドル作り

'00/7/27

■原爆ドーム前で点灯

 八月六日に原爆ドーム(中区)前でともす「ピースキャンドル」 作りが二十六日、広島市佐伯区の八幡東公民館であり、地元の小学 生ら十人が平和への願いを込めながらキャンドルに絵などを描い た。

 ●小学生ら10人製作 佐伯区八幡東公民館

 キャンドルは、牛乳パックに溶かしたろうを流し込んで作る。子 どもたちは、原爆の日の平和イベント開催に協力している「ひろし ま点灯虫の会」の鈴木俊哉事務局長(42)の指導で約三十分かけて、 高さ約二十センチ、厚さ約五ミリの灯ろう状のキャンドルを完成さ せた。

 その後、クレヨンやフェルトペンで、原爆ドームやハトの絵を描 き、「へいわ一番」「ずっとともだち」などのメッセージも添え た。

 キャンドルは、鈴木事務局長が持ち帰り、八月六日のイベントで 点灯する。八幡東小三年の植田由梨さん(8つ)は「絵を描くのが楽し かった。八月六日は原爆ドームに行って、キャンドルに火を付け、 持って帰りたい」と話していた。

【写真説明】ピースキャンドルに平和への願いを込めて、原爆ドームやハトなどの絵を描く子どもたち


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