(4)流川 爆心地から870メートル、中区胡町にあった中国新聞社新館(現在は三越広島店)3階から南西を撮影。右に延びるのが流川通り、中央奥が金輪島、左端は比治山。中国新聞社の従業員は、現在の平和記念公園南側の建物疎開作業に職域義勇隊として動員された人を含め110余人が犠牲となった |
(5)八丁堀 中国新聞社新館7階の屋上から八丁堀方面を撮影。軌道から大きくずれた市内電車が爆風のすさまじさを伝える。手前は屋上の手すり、電車奥の道筋は現在の白島線が走る電車通り。左端の黒い部分は福屋百貨店の影でその前に防空壕(ごう)跡が見える |
(6)流川教会 中国新聞社新館から北北東への廃虚。中央は爆心地900メートルの広島流川教会、右端は第一徴兵保険広島支店の金庫室、中央奥の建物は広島中央放送局、さらにその奥に無残な姿となった縮景園が広がる。園では竜巻のような火災が起こり、避難した多くの人たちが焼け死んだ |