中国新聞


桜が丘団地、販促へ補助金 府中市
転入・子育て世帯対象


 府中市と市土地開発公社は本年度、売れ行き不振の桜が丘団地の販売促進のため、市外からの転入者に50万円を補助するなど三つの制度を始めた。

 対象はいずれも桜が丘団地の土地を購入した人。@市外からの転入者4世帯に50万円を補助A中学生までの子どもがいる10世帯に50万円を補助B2区画以上の購入時に2区画目の価格の10分の1(最大87万円)を助成―の三つ。市外からの転入者や子育て世代への売り込みを図る。

 太陽光発電の設置補助金などと併せて、販売を強化する。住宅メーカー向けには、土地価格の3〜5割を補助する制度も設けた。モデルハウスとして一定期間使うことが条件。5月7日から先着で3業者を募る。

 桜が丘団地はJR府中駅から約1キロ北の丘陵地帯にある全423区画の住宅団地。公社が2000年度から分譲している。10年度から平均39%値下げし、年30区画を販売する目標を立てたが、約2年間で35区画にとどまった。現在、254区画が残っている。市監理課団地販売促進係=電話0847(43)7200。(大野達寛)

(2012.4.14)


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