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福山市、新市給食センター建設
来年2学期に稼働


   

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福山市は近く、同市新市町で新市給食センターの建設を始める。築45年になる現センターが老朽化したため。町内の6小中学校と6保育所の2200食を賄う。来年の2学期の稼働を目指す。

 現センターに近い保健施設跡約2千平方メートルに、鉄筋2階建て延べ約千平方メートルを建設。野菜や肉、魚の下処理室、調理室、食器の洗浄室などを備える。アレルギー体質の子ども向けに専用調理室も設ける。総事業費6億3千万円。

 現在のセンターの下処理室は狭いため、葉もの野菜はカット済みを業者から仕入れることが多かった。今後は、地元産野菜の納入を増やすという。

 市教委学校教育部の石口智志参与は「給食の地産地消をさらに進めたい」と話している。改築は、2003年に旧新市町を編入合併したときの合併建設計画に盛り込んでいた。(武内宏介)

(2012.10.2)


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