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庄原市の美古登小北側校舎を耐震化



   

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耐震補強工事をした北側校舎(右側)

 庄原市教委は庄原市西城町の美古登小校舎の耐震補強工事をした。1月23日に完了検査をする。

 南北の校舎2棟のうち、築55年の木造2階建て延べ約800平方メートルの北側校舎を補強した。基礎の柱の固定を強化し、柱間にX字状に筋交いを施した。計約5400万円かけた。

 同校舎は4、6年生の教室のほか職員室などがある。市教委は今後、1、2、3、5年生の教室がある木造2階建ての南側校舎の耐震診断もする。

 同校PTA会長の宮本智弘さん(55)は「安心して子どもを勉強させられる。南側も必要があれば対策をしてほしい」と話している。

 市教委によると、本年度末時点で、市内26小中学校にある、文部科学省の耐震基準が適用される校舎・体育館67棟のうち、62棟で耐震化が整う。(菊本孟)

(2013.1.23)


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