中国新聞


可部に病児保育室開設 広島市が10月から
安佐北区2カ所目


   

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 広島市は10月1日、広島市安佐北区の可部夜間急病センター2階に、病気や病後の回復期で集団保育が難しい子どもを預かる病児保育室「まめっこくらぶ」を開設する。

 98平方メートルに保育室4部屋などがある。市内の生後6カ月から小学3年までの子どもが対象で、定員6人。市の委託を受け、ふじたこどもクリニック(同区可部)が運営する。絵本や積み木を用意し、看護師1人と保育士4人が利用状況に合わせて交代で詰める。

 利用には事前登録が必要。同クリニックなどで受診し、予約利用の当日に再度、診察を受けてから訪れる。

 平日午前8時半〜午後6時、土曜日午前8時半〜午後1時。日祝日と年末年始は休み。登録料千円、利用料は日額2千円(土曜日1500円)。別に食事代500円。

 27日は同区の保育園職員が施設を訪れた。28、29日には保護者向けの見学会を開く。

 病児保育室は市内11カ所目。安佐北区では口田に1施設あるが、可部地区にはなく、子育て支援の一環で市が設置を決めた。同保育室=電話082(814)7717。(中川雅晴)

(2013.9.28)


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