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肉声添えて証言集 県立広島女子大・今石名誉教授 '06/8/2

 ▽3人の体験 CDに収録

 被爆証言の録音活動に取り組む県立広島女子大の今石元久名誉教授(65)=写真・広島市南区=が、広島、長崎で被爆した三人の体験談をまとめた「人類の危機に立ち会った人たちの声」を溪水社から刊行した。聞き取りをした「生の声」を録音したCDが付属している。

 収録したのは、同大の前身である広島女子専門学校の卒業生二人と学徒動員で路面電車を運転中に被爆した長崎の男性。爆発の瞬間や、被爆直後の町と人々の様子、負傷者とその看護の模様などを伝える。いずれもデジタル録音機に収録した証言を忠実に文章で再現。英訳文も添えている。

 今石名誉教授は一九八九年に同大教授に就任。卒業生を中心に、学徒動員された人たちの被爆証言の録音に取り組んでいる。「被爆者の生の声には原爆の実態がある。デジタル録音で残し、いまだに人を殺し続ける原爆の悲惨さを伝えたい」と語る。一六七ページ。一八九〇円。(伊藤一亘)

【写真説明】今石元久編著「人類の危機に立ち会った人たちの声」


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