関連ニュース
対話で「核」解決へ 原水禁 English '06/8/4

 ▽福岡で世界大会開幕

 原水禁国民会議系の原水爆禁止世界大会は三日、福岡市内での国際会議で開幕した。日本や米国、中国、韓国の平和団体の四人が「東北アジアの平和・非核化と安全保障」をテーマにパネル討論し、北朝鮮を六カ国協議に復帰させ、対話を通して核兵器開発問題の解決を目指すべきだとする認識で一致した。

 約百五十人が出席。原水禁の福山真劫(しんごう)事務局長は基調講演で、米軍再編による日米同盟の強化が「アジアの緊張を生む」と危機感を表明した。

 韓国の参与連帯副議長の陳永鍾(ちんよんじょん)氏も「中国をにらんだ日米韓の軍事同盟が核兵器開発を含む軍事競争を促す」と批判。ピースボート共同代表の川崎哲氏は、軍事力ではなく、「憲法九条による安全保障」を世界に広めるため、市民運動が連携する必要性を訴えた。

 経済制裁などの強硬論が浮上している北朝鮮のミサイル発射問題について、米のピースアクション政策担当のポール・マーチン氏と、中国の平和軍縮協会副秘書長の王長勇氏はともに冷静な対応を求めた。四―六日は、広島市に会場を移して世界大会を開く。(金崎由美)

【写真説明】東北アジア非核化への道筋などについて議論した原水禁系の国際会議


MenuTopBackNextLast