インドネシアにあるサティヤ・ワチャナ・キリスト教大の混声合唱団員23人が2日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑前で平和への祈りを込めて合唱した。
平和を神に誓う聖歌「ピース・オブ・ゴッド」を美しいハーモニーで披露。3年のヨハナ・ナタリーナ・サリさん(23)は「原爆が投下された時、自分がここにいたらと想像すると…」と声を詰まらせていた。
メンバーは続いて原爆の子の像に折り鶴をささげ、原爆資料館も見学した。一行は関西学院大(兵庫県西宮市)と教育交流の協定を結ぶために来日。同大と姉妹校の広島女学院大の学生自治会が広島での案内を担当した。(新宅愛)
【写真説明】慰霊碑の前で美しいハーモニーを披露するインドネシアの大学生たち
    
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