廿日市市の創作活動グループ「ギャラリー夢交差点」が4日、1枚の折り紙から2〜4羽の鶴がつながった「連(れん)鶴(づる)」を作る体験教室を市市民活動センターで開いた。6日の原爆の日を前に平和を願うイベントとして企画した。
地域の子どもやお年寄りたち約30人が、折り紙歴約30年の西兼司さん(56)=広島市南区=から連鶴の折り方を教わった。カッターナイフで紙に切り込みを入れながら、羽やくちばし、尾などがくっついた連鶴に仕上げていった。最初は説明通りに折れず、何度も折り直す子どももいた。
佐伯区海老園の小学5年石河内浩斗君(10)は「難しかったけど面白い。家でも作ってみたい」と喜んでいた。(鈴中直美)
【写真説明】1枚の折り紙で複数のつながった鶴を折る参加者
    
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