長崎市内での平和市長会議の総会は10日、非政府組織(NGO)との交流フォーラムを開いた。参加都市とNGOが、核兵器廃絶運動での連携策について意見を述べ合った。
日本、米国などのNGO関係者ら7人がパネリストとして参加。長崎県、市、市民の共催で来年2月に開く「核兵器廃絶―地球市民集会」実行委の田崎昇事務局長は「違いを乗り越え、廃絶という一点で集まることが鍵」と強調した。
ヒロシマ・ナガサキ議定書の知名度向上に取り組む広島の市民運動「YES!キャンペーン」実行委の渡部朋子さん(55)はフロアから発言し、議定書を紹介する絵本作りなどの活動を紹介した。(金崎由美)
    
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