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ALL―IN大賞表彰式で、ブラウン監督からカープグッズを受け取る広島大付属東雲小4年1組の児童たち(撮影・高橋洋史)
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広島東洋カープは五日、広島市民球場(中区)で地元開幕戦を迎えた。序盤から失点を重ね、阪神タイガースに1―10で敗れた。試合前には「中国新聞・カープALL―IN大賞」(中国新聞社・カープ主催)の第一回表彰式があり、学級新聞「カープは家族」を配布してきた広島大付属東雲小の四年一組(昨年度)の児童三十七人が表彰された。
開幕を祝う鏡開きに続いて、児童らはホームベース前に集合した。中国新聞社の川本一之社長から表彰状と賞金十万円が手渡され、ブラウン監督はエコバッグなど三種類のカープグッズを贈呈。スタンドからの盛んな拍手に、子どもたちは胸を張った。賞金は教育助成金として受け取り、教育活動に生かす。
新球場建設に向けたたる募金をきっかけに、昨秋から郷土とカープのきずなを学習。手づくり新聞を町内会を通じて配布し、市民グループのシンポジウムでも発表してきた。ブラウン監督からグッズを受け取った貞守真生さん(10)は「グラウンドに立って、カープの大切さをこれまで以上に感じた。今後も応援し続けます」と意気込んでいた。
同大賞は今後もシーズン中、毎月表彰する。活動内容、グループ構成などを説明したリポート(A4判、横書き一枚程度)に、代表者の住所、名前、電話番号を明記した応募書類を郵送、ファクス、電子メールで受け付ける。
〒730―8677広島市中区土橋町7の1、中国新聞編集局「中国新聞カープALL―IN大賞」係。ファクス082(292)9020。
アドレスはall-in@chugoku-np.co.jp (下山克彦)
(2006.4.6)
【横顔】広島大付東雲小の37人
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