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ブラウン監督(左端)からカープグッズを笑顔で受け取る応援隊のメンバー(撮影・荒木肇)
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広島東洋カープを軸に地域を考えるグループやファンをたたえる「中国新聞・カープALL―IN大賞」(中国新聞社・カープ主催)の第二回表彰式が五日、広島市民球場(中区)での中日戦前にあった。官民で外野年間指定席を購入し、毎試合球場に繰り出す「庄原市カープ応援隊」が表彰された。(下山克彦)
球場と古里 熱意で結ぶ −観客と喜び共有
カープ支援に地域を挙げて取り組む同応援隊。式では、四十人が「定位置」のセンタースタンドからグラウンドに降り立ち、中国新聞社の川本一之社長から表彰状と賞金十万円を受け取った。ブラウン監督もエコバッグなどカープグッズを贈呈。隊員たちの晴れやかな笑顔が、グラウンドに広がった。
地元の商工会議所などを軸に地域で協力金を募り、昨年、今年と四十席を購入した。平成の大合併で、旧比婆郡五町、総領町と一緒になった新しい庄原市。旧郡部の住民にも広く呼びかけ、市民の一体感の醸成も目指してきた。
表彰式の後は、いつものようにセンタースタンドから熱く応援。同隊の事務局を務める山根英徳さん(47)は「思いが球団に伝わったことがうれしい。満員の観客の前で、しかも、グラウンド上での表彰は最高の思い出です」と喜んでいた。
同大賞は今後もシーズン中、毎月表彰する。活動内容、グループ構成などを説明したリポート(A4判、横書き一枚程度)に、代表者の住所、名前、電話番号を明記した応募書類を郵送、ファクス、電子メールで受け付ける。
〒730―8677広島市中区土橋町7の1、中国新聞編集局「中国新聞カープALL―IN大賞」係。ファクス082(292)9020。
アドレスはall-in@chugoku-np.co.jp
(2006.5.6)
第2回大賞「庄原市カープ応援隊」に決定
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