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ブラウン監督(左端)からカープ自転車を受け取る第一タクシーの社員
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中国新聞・カープALL―IN大賞」(中国新聞社・広島東洋カープ主催)の第四回表彰式が六日、広島市民球場(中区)でのヤクルト戦前にあった。球団ロゴマークやマスコットを車体に躍らせ、安佐南区内を走る「カープバス」が表彰された。
バスを運行する第一タクシー(中冨祐二社長)の社員二十八人が、グラウンドでの式に臨んだ。「球団がある街に暮らす誇りを呼び覚まし、ファンを球場に誘う懸け橋となった」と中国新聞社の川本一之社長が表彰し、賞金十万円を贈呈。マーティー・ブラウン監督は球団特製のカープ自転車と応援グッズをプレゼントした。
「カープ坊や」などが描かれたバスは今春から、同区の団地を縫うように運行。運転手もユニホーム姿で、車内は応援グッズや試合日程表などカープ一色だ。「球団を軸に地域のつながりを」と、バスを利用する親子や大学生も球場に無料招待。球団応援企画も次々に実現してきた。
企画の中心になってきた同社総務部の山崎勇二係長(31)は「バスを導入した時には夢にも思わなかった受賞。本当にうれしい。これからも市民球団であることをPRします」と喜んでいた。
(2006.7.7)
第4回大賞「カープバス」に決定(2006.7.1)
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