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ブラウン監督(右端)から表彰状を受け取り、笑顔いっぱいの「かんじ!会」の富田代表(撮影・坂田一浩)
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「中国新聞・カープALL―IN大賞」(中国新聞社、広島東洋カープ主催)の第六回表彰式が二十三日、広島市民球場(中区)での横浜戦前にあった。インターネット上で仲間を募り、首都圏の球場で観戦会を重ねる応援企画サークル「かんじ!会」が表彰された。
グラウンドであった式には、富田浩二代表(41)=横浜市=ら赤いTシャツに身を包んだ男女十人が登場。マーティー・ブラウン監督が「選手を勇気づけ、地元ファンにも刺激を与えています」と表彰し、賞金十万円と応援グッズを贈った。メンバーが表彰状を高々と掲げると、客席から「おめでとう」コールがわき上がった。
かんじ!会は一昨年末、広島出身者やカープを通じて広島を「第二の故郷」とするファンがネット上で結成。カープ談議で盛り上がり、月一回のペースで、神宮球場や横浜スタジアムなどで観戦会を開いている。
この日もネットで募った全国の仲間と百人規模の応援団を編成し、試合を盛り上げた。富田代表は「関東にも熱いファンがいることを知ってもらえてうれしい。来季は全国のファンが一堂に市民球場に集結する企画を考えたい」と意気込んでいた。(門脇正樹)
(2006.9.22)
第6回大賞は「かんじ!会」に決定(2006.8.26)
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