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川本社長から笑顔で表彰状を受け取る代表の藤田さん(中央)たちエントランスのメンバー。手前左はブラウン監督
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「中国新聞・カープALL―IN大賞」(中国新聞社、広島東洋カープ主催)の二〇〇七年度第一回表彰式が五日、広島市民球場(中区)の横浜戦前にあった。広島県内外の二十の大学・専門学校が結束し、観戦会や選手との交流会など年間を通じて、カープとかかわる若者サークル「エントランス」を表彰した。
グラウンドであった式には、学生や、春に社会人になったメンバー十四人が臨んだ。中国新聞社の川本一之社長が、「観戦会を通じて友情をはぐくむ姿はALL―INの精神と重なり合う」とたたえる表彰状と賞金十万円を贈呈。マーティー・ブラウン監督が応援グッズを笑顔で手渡した。
この日は、エース黒田博樹投手の地元初登板。十四人は一塁側内野席で声援を送った。球団の計らいで、うち四人は五回終了後、「CARP」の文字が一つずつ書かれた応援旗をそれぞれ掲げ、グラウンドを走った。
代表で広島女学院大四年藤田奈穂子さん(21)は「七夕の浴衣観戦会などさらに精力的な活動を続け、カープと広島の街に活力を与えたい」と決意を新たにしていた。(門脇正樹)
(2007.4.6)
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