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「中国新聞・カープALL―IN大賞」(中国新聞社、広島東洋カープ主催)の第二回選考委員会(委員長・多田公煕広島県体育協会名誉会長)が十六日、広島市中区の中国新聞ビルであった。「いつか球場へ行こう」を合言葉に、お年寄りの通所者約八十人がリハビリに励む安芸区内の津丸内科デイサービスセンターに決まった。
最高齢は百四歳。応援歌「それ行けカープ」のリズムで健康体操をしたり、指先のリハビリを兼ねて応援ボードを作ったりしている。玄関には選手のサイングッズが並び、デーゲームのテレビ中継は全員で観戦する。
選考委は、応募のあった十七団体・個人を審査。高齢や健康上の理由で球場から遠のいても応援し続ける姿を評価した。表彰式は三十日、広島市民球場(中区)での阪神戦の前に予定。通所者の有志が出席し、マーティー・ブラウン監督らが表彰状や賞金十万円などを贈る。(門脇正樹)
(2007.4.17)
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