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山口県から初選出
「中国新聞・カープALL―IN大賞」(中国新聞社、広島東洋カープ主催)の第三回選考委員会が二十四日、広島市中区の中国新聞ビルであり、カープ初優勝の一九七五年に発足以来、同じデザインのユニホームで活動する少年野球チーム、柳井カープスポーツ少年団の受賞が決まった。山口県からは初めての選出。
カープ初優勝を祝い、柳井市と現在の周防大島町の子ども会を中心に誕生した。カープのデザイン変更に合わせ、ユニホームも新調。今は小学生二十七人が活動、二軍本拠地の由宇練習場(岩国市)で若手選手との交流もはぐくんでいる。
選考委は十七団体・個人を審査、県境を越えて声援を送り続ける姿を評価した。表彰式は六月十九日、広島市民球場(中区)の日本ハム戦前に予定。マーティー・ブラウン監督らが表彰状や賞金十万円などを贈る。主将の柳井小六年の蛯原亜門君(11)は「ブラウン監督や選手と会うのが楽しみ」と喜んでいる。(門脇正樹)
(2007.5.25)
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