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中国新聞社の川本社長(右端)から、ALL―IN大賞の表彰状を贈られる「柳井カープスポーツ少年団」の子どもたち(撮影・増田智彦)
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中国新聞・カープALL―IN大賞(中国新聞社、広島東洋カープ主催)の今季の第三回表彰式が十九日、広島市民球場(中区)であった。カープ初優勝の一九七五年に発足、カープと同じデザインのユニホームで白球を追い続ける山口県の「柳井カープスポーツ少年団」が表彰された。
日本ハム戦を前に、グラウンドであった式には、所属する柳井市と周防大島町の小学生二十五人が整列。創刊百十五周年にちなんで背番号115のユニホームに身を包んだ中国新聞社の川本一之社長が「チームと同じユニホームで奮戦し、県境を越えて声援を送り続ける姿は選手たちに勇気と元気を与えます」と表彰状を読み上げ、賞金十万円を贈呈。マーティー・ブラウン監督はカープグッズを贈った。
続いて、投手の西村和馬君(11)が新井貴浩選手らの声援に後押しされてマウンドへ。捕手の松村哲太君(11)のミットめがけて始球式をした。二人は「ドキドキした。夢のようだった」と興奮していた。(門脇正樹)
(2007.6.20)
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