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女子選手たちが見守る中、川本社長(左手前)から表彰状を受け取る前川監督
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中国新聞・カープALL―IN大賞(中国新聞社、広島東洋カープ主催)の今季六回目の表彰式が七日、広島市民球場(中区)であった。カープと同じデザインのユニホームでプレーする女子軟式野球チーム「広島レッズ」に、表彰状や賞金十万円が贈られた。
横浜戦前にあった表彰式には選手・監督十五人がユニホーム姿で出席。中国新聞社の川本一之社長が「白球を追いかける姿は女子野球を盛り上げるだけでなく、カープ選手や多くの野球ファンに元気を与えます」と読み上げ、前川義和監督(39)=安佐南区=に表彰状を手渡した。選手の石橋直美さん(39)=廿日市市=が、マーティー・ブラウン監督から記念のカープグッズを受け取った。
二〇〇三年、カープのチームカラーから「レッズ」と名づけて結成し、小学六年生から三十代後半まで約二十人がいる。結成以来、五年連続で女子軟式野球の全国大会に出場したが、今年は初戦で敗退した。
主将の井上美由紀さん(27)は「受賞を励みに、全国大会での上位進出を目指して頑張ります」と喜んでいた。(金井淳一郎)
(2007.9.8)
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