中国新聞

 「里海 いま・みらい」

◆環境修復に向けての主な動き◆
1993年・11月 環境基本法施行
1994・12 環境基本計画の閣議決定
1996・3 環境庁(当時)が広島市の出島沖埋め立てで、失われるアマモ場の新たな造成を求める意見を運輸、建設両省(当時)に提出。これを受け両大臣が埋め立てを認可
1996・8 出島沖埋め立て開始
1996・11 岩国市の米軍岩国基地沖合移設の埋め立て承認。藻場・干潟回復調査研究委員会を設置
1997・6 岩国基地移設の埋め立てスタート
1997・9 環境庁が瀬戸内海環境保全審議会に新たな環境保全・創造のあり方を諮問
1999・1 瀬戸内海環境保全審議会答申
1999・12 港湾の開発などに関する基本方針で自然環境の回復・創造推進盛り込む
2000・4 港湾法改正
2000・5 海岸保全に関する基本方針で、干潟、藻場を含む自然環境の保全への配慮示される
2000・12 瀬戸内海環境保全基本計画見直しで、藻場・干潟などの保全、回復の施策展開盛り込まれる
 環境基本計画見直しで、循環型社会の形成、生態系の維持・回復や自然と人の共生確保など示される
 瀬戸内海における港湾・海域の環境保全・創造の基本的考え方公表
2001・1 環境省発足
2002・3 漁港漁場整備事業の推進に関する基本方針で、藻場・干潟の保全、創造の方針示される
2002・11 交通政策審議会答申で自然環境の積極的な保全、再生、創造示される
2003・1 自然再生推進法施行
2003・3 国土交通省環境政策の基本的方向で、自然再生の推進が示され、具体的な藻場、干潟の回復目標を設定