六本の川が平野部を縫う百万都市広島市。潮の満ち干や日差しによって、季節ごとに、時間ごとに変わる景色が、人々に愛されてきた。
中国新聞が昨年暮れに実施した読者アンケートでも、都心で最も好きな風景の一位は「川、水辺」だった。場所だけでなく、時期や時間帯、視線の方向など細かな条件が書き込まれていた。水辺が市民の思い出や生活に溶け込んでいる様子がうかがえる。
春本番。アンケートや取材を通じて聞いた「私のイチ押し水辺スポット」をカメラで追った。