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被爆者や留学生ら5人 第二陣、中韓を訪問 19日出発 '04/6/6

 広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)の第二陣メンバーが、五日決まった。日本の戦争責任に若い世代も厳しい視線を注ぐ中国と韓国を三週間訪れ、歴史認識をめぐって対話し、未来につながる取り組みを探る。広島から中国出身の留学生を含む四人が十九日北京へ出発し、七月一日ソウル入り。現地で元韓国原爆被害者協会長が合流する。

 中学二年の時に被爆し、家族六人を失った福島和男さん(72)=広島市佐伯区▽ソウルの延世大語学堂を卒業して在韓被爆者の救援活動を続ける井下春子さん(72)=同南区▽中国内モンゴル自治区から十三年前に来日し、広島大大学院で東洋史学を専攻する岳迅飛さん(32)=東広島市▽国際関係論を学ぶ東京大三年の森上翔太さん(20)=廿日市市出身。

 海外から初めて参加するのは、在外被爆者への健康管理手当支給を裁判を通じて一昨年に切り開いた郭貴勲さん(79)。

 中国訪問は、政府や党の関係機関と折衝し実現した。被爆の実態を一般市民に伝える場をもうけ、日本軍の侵略跡も訪ね、戦禍を学び合う。韓国では「未来志向」をどうつくっていくかを、新旧世代と話し合う。

 井下さんは「本音の話し合いをしたい」と望み、岳さんは「ヒロシマで学んだ経験を同胞と分かち合いたい」と意気込んでいる。

 第二陣は七十二人の応募から選ばれ、中国新聞の記者とカメラマンが同行する。


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