トップページ
 関連記事
 連載
 特集
 賛同者メッセージ
 English
広島国際文化財団
 理事長挨拶
 事業内容
 募集要項
 募金のお願い
中国新聞
 原爆・平和特集
関連リンク
 中国放送
 広島県
 広島市
 広島平和文化センター
 広島平和研究所
 国連大学
 ユニタール広島
■関連記事
第三陣、ゲルニカ訪問 内戦の空爆生存者と懇談 '04/7/24

 【ゲルニカ22日森田裕美】スペイン訪問中の広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)第三陣は二十二日、北部バスク地方の町ゲルニカを訪ね、スペイン内戦中の一九三七年に無差別爆撃を受けた空爆の生存者と互いの体験を語り合った。

 ミレン・サバラさん(84)ら四人が、フランコ将軍を支援したナチス・ドイツ軍による猛爆で多くの住民が犠牲となり、ピカソの大作「ゲルニカ」でも知られる悲劇を説明。サバラさんは「避難した教会も爆撃された」と生々しく語った。

 それを受け、被爆者の細川浩史さん(76)=広島市中区=と胎内被爆者の石原智子さん(58)=安佐南区=が、「人の命を奪う行為は絶対に許されない」と原爆ドームなどの写真を見せながら、ヒロシマを紹介した。

 住民らは写真を食い入るように見つめ、「被害を受けた側にも与えた側にも、痛みが残るのが戦争。繰り返してはならない」と話していた。

【写真説明】ゲルニカの空爆生存者にヒロシマを語る石原さん(左端)と細川さん=左から2番目(撮影・田中慎二)


MenuTopBackNextLast