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毒ガス被害者 千羽鶴で激励 広島大付属小全員で作製 イラン訪問の児童 寄贈へ '05/6/11

 広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)第一陣の訪問がきっかけでイランの毒ガス兵器被害者らと交流を始めた県内の市民が、二十三日から現地を訪れるのを前に、広島大付属小(広島市南区)の全校児童四百六十一人が、一行に託す折り鶴作りに励んでいる。

 同小三年の佃宣秀君(8つ)=中区=が、父親で会社経営者の育也さん(45)と一緒にイランを訪れるのを知った児童たちが、休み時間などを利用して折り始めた。育也さんは、ミッション第一陣に参加したメンバーが理事長を務める特定非営利活動法人「モーストの会」で活動している。

 児童たちは一行の出発までに、全校で二つの千羽鶴を完成させる計画。十日の昼休みも、三年の児童が教室でせっせと指を動かした。

 岩田彩花ちゃん(8つ)=広島県府中町=は「毒ガスに遭った人の病気が早く良くなりますように」と心を込めていた。千羽鶴を毒ガス兵器被害地や被害者の入院先に届ける予定の宣秀君は「イランの人たちを喜ばせたい」と張り切っていた。

【写真説明】自分たちが作った折り鶴を手に、イランに届ける宣秀君(中央)を囲む広島大付属小3年の児童たち


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