会館は、日本政府が1990年に「人道的支援」としてようやく拠出を決めた基金40億円のうち約3億円と、韓国政府の助成で開館した。基金の残りは国内に散らばる被爆者の「診療補助費」に充てられ、ほとんど残っていない。会館の運営予算は今年は約710万円と綱渡りのような厳しさにある