中国新聞


新給食センターの候補地は「多田」
島根県川本町の策定委が提言


   

photo
基本構想策定委員会が候補地として提言したスクールバス車庫の隣接地

 島根県川本町の新給食センターの建設場所や運営方法を検討していた基本構想策定委員会は、同町多田のスクールバス車庫東隣の町有地(1600平方メートル)を候補地とする提言をまとめた。小中学校へのアクセスがよく、周辺の民家が少ない点を評価した。

 町は提言を基に基本構想をまとめ、8日の町議会全員協議会に報告する。

 策定委は昨年12月から、町有地5カ所を候補地に検討を進めてきた。用地変更の手続きや建物の解体が不要で、小中学校への配送が17分で済むことから、ことし1月、同町の多田と川本の2カ所に絞っていた。

 町は2013年度から新センターの建設を始め、14年9月の利用開始を目指している。1972年開設の現センター(鉄筋平屋118平方メートル)は手狭で、現行の衛生基準を満たしていなかった。(黒田健太郎)

(2013.3.4)


【関連記事】
福富に新給食センター 東広島市、4施設集約し16年稼働へ (2013.2.20)
学校給食の地産地消進む 岡山県内食材、12年度過去最高51% (2013.1.25)
給食パンを山口県産原料に統一 県内小中など全480校対象 (2012.12.7)
徴収に広島市が対応検討 増える給食費滞納 (2012.2.29)
滞納給食費 教職員に督促ノウハウ 福山市教委 (2010.9.29)
給食費滞納 校長の立て替え分、返金へ (2010.7.14)



子育てのページTOPへ