中国新聞


給食センター、10月本体着工 光市


 光市は、同市光井に計画している新学校給食センターの本体工事を10月中旬に始める。完成は来年7月の予定で、2学期からの稼働を目指す。

 8月下旬の入札で市内2業者の共同企業体が4億4300万円で落札した。市議会の議決を経て、造成工事が終わる10月中旬から工事を始める。

 市には光学校給食センター(光市光ケ丘)と大和学校給食センター(光市塩田)があるが、光センターはパンとごはん、大和給食センターはパンを業者から買っている。新しいセンターでは自前でパンを焼き、ごはんも炊く。魚肉や野菜を下処理する専用部屋や、食物アレルギー対応の調理室も設ける。

 センターは約7千平方メートルの敷地に鉄筋平屋2323平方メートルの建物を整備する。既存の2センターが老朽化したため、市内の小中計16校への配食の効率性も踏まえ、11年6月に予定地への建設が決まっていた。(滝尾明日香)

(2013.9.4)


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