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お友達からのおたよりをご紹介します。

広島市西区
美由貴さん=中学2年

 100号で美帆シボさんの記事を読みました。私も「一体自分には何ができるんだろう」「私にできることがあるんだろうか」と思って苦しくなることがあります。でもこの記事を読んで、平和な世界を思い描くことの大切さや、私達子どもも「力」になれているんだということに気付くことができました。ありがとうございました。(10月25日)


 ≪編集部から≫ お便りありがとうございます。お便りのように、まず、考える、ということが大切なのかもしれませんね。いただいたお便りをシボさんに伝えたところ、シボさんも「中学生の読者のお便り、ありがとうございます。うれしいですね。私が励まされてるみたい!」と喜んでおられました。

スイスの12〜15歳の子どもたち

 こんにちは。私たちはヒロシマや原爆による苦しみについて話し合いました。ジュニアライターのみなさんに聞きたい質問を考えましたので、よろしくお願いします。(4月20日)


 ≪編集部から≫ スイスからの問い合わせ、ありがとうございます。88号「中高生の平和活動」を取材する際に知り合ったスイスの子どもたちからの質問と、ジュニアライターの回答の一部を紹介します。(編集部・増田)

 Q)もし、再び原爆の脅威を伴った戦争があるとしたら、あなたたちは何をしますか?

 A)なんとかして国の最高権力に戦争中止を求めます。ただ、そのような戦争は起きてほしくありませんし、万が一起こりそうになっても事前に防ぐ努力をします(大林)

 Q)平和を維持し、守るには何が役立つでしょうか?

 A)身近なところで言えば思いやりなどでしょうか。お互いに相手のことを思いやれば摩擦もなくなります(大林)

大竹市
グリーン 小学6年

 私は、オバマさんの記事を見てジュニアライターってすごいなと思いました。 古川さんの文章を読んで、なぜオバマさんがノーベル平和賞をとれたのか、核兵器に対してどれだけ考えているのかが良くわかりました。

 広島県に住んでいるので原爆ドームを何度も見に行ったことがあります。あのしっかりとした建物でも一瞬で骨組み、だけにしてしまう。原子爆弾の被害はもう二度と会ってほしくありません。そして、核兵器での戦争はもう世界中で終わってほしいです。(11月27日)


 ≪編集部から≫ おたよりありがとうございます!私の記事を読んでいただきとてもうれしかったです。 私たちも早く核兵器での戦争が世界中で終わるように願ってます。オバマ大統領の演説を聞いてやっと核兵器廃絶にむかっての大事な一歩をふみだせた気がしてとてもうれしかったです。

 これからもひろしま国の応援よろしくお願いします!またのおたよりお待ちしております。(古川)

横浜市
史織ン 中学1年

 こんにちは、私は横浜に住む中学一年生です。この前、日本新聞博物館であった「ようこそ[ひろしま国]へ」に興味があっていってみました。

 そこで私は、今まで知らなかった原子爆弾のことや、8月6日の日のことを知ることができ本当に良かったです。そして同じ世代の人たちが、平和のために努力していることを知り、自分も協力したいと本当に思いました。わたしは、他県に住んでいるので直接的に協力することは難しいけれど、横浜でも平和のためにできることをどんどんみつけていき、実行しようと思います。

  

 ジュニアライターのみなさん、一緒に平和な世界を作り上げましょう!(9月3日)


 ≪編集部から≫ おたよりありがとうございます。他県の方に興味をもってもらえてとても嬉しいです。ぼくが一番大切に思っていることは、「知って伝える」ことです。「伝える」ことは誰でもできることですよね。史織ンさんも、企画展で感心を持ったことでもいいので、友だちなどに伝えていって下さい。(高田)

広島市南区
にいやま 大学2年生

 お久しぶりです。先日は私の記事を書いていただき、ありがとうございました。同じように卒業した元ジュニアライターのみんなも、ひろしま国での経験をさまざまな形で生かし、頑張っていることが分かりました。私もみんなに負けれないなぁととても刺激を受けました!

 今回の特集「バリアフリー」を読ませていただきました。

 記事の中で海外について書かれていましたが、私の留学経験からジュニアライターのみんなに参考になればいいなと思って、おたよりを書かせていただきます。

 私の大学では障害のある生徒も障害のない生徒と同じように授業を受け、生活をしています。例えば、車いすを利用している生徒のためにエレベータはどの建物にもあり、ドアはボタンを押せば簡単に自動で開くようになっています。段差がある場所は少なく、学内のバリアフリー状況は日本の大学よりいいのではないかと印象を受けました。そのほかに、空港では車いすの人は移動するのが大変なので、空港の人が車いすを押してあげるサービスもあります。

 なかなか障害のある人が困っている状況に遭遇したとき、声をかけて助けることは難しいのかも知れませんが、助け合いの心を持って自然と手を差し伸べることは平和な世界を作る、一つのステップでもあると思います。実際に高齢者擬似体験をしたジュニアライターのみなさんは今回、色んなことを感じたと思います。その経験をこれから、世界中どこへ行っても忘れずにいてもらいたいと思います。私も「思いやりの心」が日本・アメリカでもっと増えるように、バリアフリーについてもっと考えて、行動していきます。(5月26日)


 ≪編集部から≫ お便りありがとうございます。50号の卒業生の記事は現役のジュニアライターのみんなにも大きな刺激になったようです。今回は、体験することを重視して取材に取り組みました。疑似体験を通じて感じたことを今度は行動に移すことが大事だと思います。 (編集部・村島)


 投稿ありがとうございます。米国の大学のバリアフリーの現状を知り、大変驚きました。記事を書いたことを機に、障害のある人など、困っている人がいたら、声を掛けるなど、お手伝いをするようにしたいと思います。(楠生)


 海外のいろいろなバリアフリーについて知れて良かったです。日本でも、そんなバリアフリーが広がればいいと思います。助け合い、思いやりの心を忘れないようにしようと思います。(大友)


 僕は木島さんにインタビューをしましたが、実際に米国にいる新山さんのメールを読んで米国では、本当にバリアフリーへの取り組みが進んでいるんだなと思いました。
 ところで、新山さんに質問なんですが、木島さんがインタビューの時に言っていたように大学内のトイレは、健常者も障害者も利用できるように、普通のトイレの中に少し広いものがあるんですか。(末本)


 メッセージありがとうございます。日本より海外のほうがバリアフリーが進んでいることにびっくりし、また参考になりました。これからもたくさんの人に伝わっていくような記事を書くので、メッセージをお願いします。(高田)


 末本さんの質問にお答えします。私の大学内のトイレは健常者、障害者と分かれていません。車椅子の人が利用できるように少しスペースがあるトイレが設置されているので、障害者の方はトイレで困ることはないと思います。(にいやま)

広島市西区
まさみ

 こんにちは。先日特集のアフリカの子ども、人身売買の記事を非常に興味深く読みました。記事の中では人身売買された子どもがコートジボワールなどの農園でひどい状態で働かされていることについて書かれていましたが、コートジボワールなど、西アフリカの農園はチョコレートの原料でるカカオの有数産地であり、そのカカオは人身売買された子どもの悲しい労働により生産されている事実を知って大変ショックを受けました。

 日本をはじめ先進国ではバレンタインデーとかで大量のチョコレートが消費されています。お願いしたいのは、アフリカなど発展途上国の子どもの人身売買などの人権侵害には私たち先進国の人間の消費活動が強く関わっているという事実を、今後はもっと報道して頂きたいということです。よりたくさんの人がこの事実を知って、チョコレート会社に抗議の声を上げたら、事態は改善されるのではないでしょうか?

 私も含めてかわいそうと思っても、では具体的に何をしたらいいのかわからない人もたくさんいると思います。そういう人のために具体的にこのような行動ができるよと指導して頂くのもいいのではないかと思います。これからも記事を楽しみにしています。(2月14日)


 ≪編集部から≫ おたよりありがとうございます。カカオプランテーションでは、私たちと同年代の、チョコレートが何かも知らない、人身売買された子どもたちが、一日十二時間半も働かされているそうです。まさみさんのおっしゃる通り、こういった事実はより多くの人が知り、改善されるよう動くべきですね。本 当にありがとうございます。これからも『ひろしま国』をよろしくお願いします。(井口)

 自分たちの行動が知らないうちに発展途上国に影響していることには罪悪感を感じます。かといって、チョコレートを一生食べないわけにはいきません。具体的な対策が分からなかったり、分かったとしても実行するのが難しかったりします。それでも事態を打開できるような記事を書いていきたいと思っています。これからもよろしくおねがいします。(陶山)

東京都
本川 大学1年

 42号を読ませていただきました。ゲームという観点から“平和”という問題を考える発想には大賛成です。なぜなら、多くの人が手軽に楽しく学習できるからです。

 それでは、現代の平和問題に関する芳しくない問題にも目を向け、ゲームの重要性について自分なりの考えを語りたいと思います。

 今年、広島から上京して、平和問題とりわけ原爆問題に関しても自分の中では当たり前だと思っていたこと(投下日時など)も意外と知られていないことにびっくりしました。また、昨今のニュースでは、広島に住みなおかつ平和教育を受けている子どもでさえ、原爆に関する知識が乏しいと聞きます。

 ではどうしてこのような問題が生じてくるのでしょうか。

 全国の人に関しては、まず平和教育などを受けておらず、どのようにして平和問題に関心をもっていいのかわからないなどの点が挙げられるのではないでしょうか。ネットが普及している現代、オンラインゲームという方法で遊び感覚で始めて見るのも一つの手かもしれません。気軽なものから発展させていってみては!!

 広島の子どもに関しては、小学校のうちから『平和教育』という肩書の下、先生たちがテーマを決め、それを生徒にさせている。一種の“やらせ”も原因の一つかもしれません。たしかに最低限の知識を覚えてもらうことは必須です。しかし、人数などにより限界もあるかもしれませんが、ひとりひとりの意見を尊重して、その意見によりいくつかのチームに分かれて、いろいろなテーマで学習してもらうべきかと思います(なぜなら、子どもの感覚というのは繊細で、いろいろなことを知りたいのです)。その中の一つに今回のようなゲームも取り入れてみてもいいのではないかと思いました。(12月22日)


 ≪編集部から≫ ジュニアライターOBの本川君、おたよりをありがとう。ひょっとしたら東京で「ひろしま国」を広めるのが一番かもしれませんね。(編集長)

広島市西区
ロビン 66歳

 アメリカの次期大統領に、核兵器をなくすと言ったバラク・オバマが選ばれました。マケイン氏よりははるかによかった。

 この大統領選挙に日にアメリカにいたという二人の人の話を聞きました。一人は広島の大学の先生でアメリカ人。この人は、今まで政治のことで泣いたことはなかったがこの日ばかりはほかの多くの人と一緒に感激のあまり涙を流したそうです。その彼も、オバマ次期大統領が広島に来る可能性はほとんどないと言っていました。何しろ「核兵器産業」はアメリカでは巨大だし、それにかかわる人もぼう大な数にのぼる。そういうアメリカでは反核という考えはなかなか進まないと悲観的でした。

 もう一人は日本人ですがやはり大学の先生です。この人は、アメリカ人が「強いアメリカ」というオバマ氏の演説に自己陶酔している姿を見て、「外から自国を見ることができるようにならなければ」と言っていました。過半数のアメリカ人がイラク戦争を間違いだったと言っているのは、4000人ものアメリカ兵が殺されたからであって、戦争がよくないと言っているわけではない、その証拠にオバマ氏は、イラクから撤退するけれどもアフガンにはもっと兵力を向けると言っているのだから。

 結局、政治の力で核兵器反対とか戦争反対を実現するのは無理に近い、というのが二人の大学の先生の話から得た結論です。残念な限りです。

 で、どうすればいいかというと、地道なふつうの市民レベルの交流からアメリカの人の中に、反核の考えを持つ人々を増やすことだということです。いろいろのやり方があると思いますが、日本国内だけでとどまらずに、海外につながっていかないといけないと思います。

 そこで提案です。この「ひろしま国」を英語版でも発行しませんか。全部でなくてもいい、反核にしぼっていい、ジュニアライターのみなさんが手分けして英訳したらどうでしょうか。大事なことが伝われば、多少の間違いは問題ありません。(12月10日)


 ≪編集部から≫ おたよりありがとうございます。ひろしま国の英語版を配ることはできませんが、ウェブサイトはこれまですべての記事を英訳しています。ホームページの右上の「English」から飛べます。米国でも、広島の子どもたちのがんばりをぜひ読んでほしいと考えています。(編集長)

広島市中区
すずこ 68歳

 今日の中国新聞3面に、「大統領就任前の広島訪問要請へ」ーオバマ氏に秋葉市長ーとの小さな記事がありました。オバマ氏当選の日に被爆者の知人が広島に来てほしいと言っていましたが、大臣も広島にと発言されたとのこと。大勢の人がこの人ならと期待しているのですね。
この度の「オバマ氏招請プロジェクト」はとてもいいと思います。子どもの熱心な呼びかけにはきっとこたえたくなるでしょう。できれば長崎の子どもたちも一緒だといいのではないでしょうか。それに長崎で被爆された米国在住のノーベル化学賞受賞者の下村脩氏もお呼びして話し合っていただくのも有意義だと思いませんか。 立川さんの、オバマ氏の訪問で被爆地広島に関心が集ることへの期待もいい着眼点だと思います。
ところで、この「ひろしま国」新聞は原爆資料館に置かれていますか?近頃修学旅行生がたくさん平和公園を訪れています。この新聞を見てもらって帰ってからホームページに投稿してもらうなどいかがでしょう。広島の子どもたちと全国の子どもたちがつながって何かが生まれるとすばらしいですね。(11月13日)


 ≪編集部から≫メールをありがとうございます。オバマ氏にぜひ広島に来てもらいたいですね。すずこさんのお友達の被爆者の方にも「手紙を書いてひろしま国に送ってみたら?」と勧めていただけるとうれしいです。一通でも多く送り、彼の心を動かしたいと考えています。
「ひろしま国」は残念ながら原爆資料館においてありませんが、今回PRするチラシを作ってみました。いろんなイベント会場で「ひろしま国」を知ってもらえればと考えています。(編集長)

米国オハイオ州
新山さん 大学1年

みなさん、お久しぶりです。ジュニアライターを卒業してから毎回のひろしま国を楽しく読ませていただいています。今回、「米次期大統領を広島に呼ぼう」というプロジェクトをみなさんがしていることを知って、私も何かお手伝いができないかと思っておたよりを書きました。
白熱した大統領選の中でオバマさんが「核兵器廃絶」を公約として発言したことは世界にとって、広島にとってとても大きなことだと思います。私がここアメリカで「広島から来た」というと多くの人が原爆のことについて聞いてきますし、同時に「平和都市」として認識していました。多くの人の目がHiroshima、核兵器廃絶へ向けられている今こそ、米次期大統領のオバマさんに広島を訪れてもらい、8月6日に何が人々に起こったのか、今もなお続く人々の苦しみを直接知ってもらいたいですね。 オバマさんにみなさんの声が届いて、8月6日の平和記念式典に参列してくれることを願っています。私も大学でオバマさんに関係のある人、このプロジェクトに協力してくれる人を探してみます。これからも見て、聞いて、心で感じたことを記事にして、世界へ平和を発信していってください。応援しています。(11月13日)


 ≪編集部から≫こんにちは、おたより有難うございます。この夏ジュニアライターになった井口です。大統領への手紙の件、ご協力ありがとうございます。アメリカには、大統領とつながりのある人や英訳できる人が日本よりたくさんいると思います。なので、そこに協力してくださる方がいるとうれしいし、助かります。ご協力本当にありがとうございます。これからも頑張るので応援よろしくお願いします。(井口)

おたよりありがとうございます。アメリカの人が広島のことを知っていたり、考えているというのはうれしいです。私は、日本にいるのでアメリカのニュースも知らないし、アメリカ人と話す機会がないので、アメリカの人がどんなことを考えているのかとても興味があります。 アメリカから見た日本や広島のイメージなども知れたらいいと思っています。プロジェクトのお手伝い本当にありがとうございます。アメリカは広いのでオバマさんに関係のある人をさがすのは大変だと思いますが、それだけオバマさんとの距離も近くなると思うのでぜひがんばってください。新山さんを通じて、アメリカと広島がつながっていけばいいです。広島に帰ってきたときは、編集部にも来てください。(岩田)

アメリカ留学すごいですね!オバマ大統領が広島に来ることによって、何かが変わる気がします。だから絶対来てほしいです。これからも応援して下さい。がんばります!!(古川)

広島市中区
すずこ 68歳

 長く投稿できませんでしたが、皆さんの熱心な活動を頼もしく見ておりました。
 39号の「世界の博物館」は原爆資料館の展示見直しの折でもあり、いい企画でしたね。「兵器をなくする前向きな思考を」というデュンゲン博士の意見を大切にしてほしいです。
 38号の「クリーンエネルギー」は、被爆地広島の市民が危惧する原発を増やさないですむ方法として関心のあることです。しっかり検討してほしいことですね。「原発は必要悪で仕方がないが本当は怖い」と思っている人が多いようです。アンケートをとってみるといいと思います。  「森は海の恋人」といって、山の手入れや植林をする運動がありますが、これで海産資源を確保し同時に天然エコ住宅の普及を促進すると、電力需要を削減できるし海外からの食糧や木材の輸入を減らせて環境によいと、いいことずくめのようです。
 「あなたが世界を変える日」という、環境サミットで伝説のスピーチをした少女の本と「戦争をやめさせ環境破壊を食い止める新しい社会のつくり方」という本が並んでいるのを見つけました。読んでみてください。元気になれそうです。(11月3日)


 ≪編集部から≫環境サミットで伝説のスピーチをしたという少女はセヴァン・スズキさんですか?去年授業で習って、感銘を受けたのでぜひ本を手にとってみたいです。(串岡)

一つ一つの企画に感想を頂き有難うございます。 大変な原稿作りも、よし、がんばろう!という気持ちになります。 すずこさんが教えてくださった本も読んでみたいです。 これからも応援よろしくお願いします。(坂本)

毎回読んで頂いてありがとうございます。頂いたアドバイスを基に、これからも頑 張っていきますので、よろしくお願いします。(陶山)

串岡さん、坂本さん、陶山さん お返事をありがとう。 伝説のスピーチというのは、当時12歳のセヴァン・カリス・スズキさんです。今もしっかりと活動されているようです。 http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg 上はサミットでの彼女の映像入りスピーチです。(すずこ)

和歌山県紀の川市
中さん 高2

 はじめまして。和歌山の男子高校生です。
 このサイトで皆さんの活動が紹介されていて、とても楽しく拝見しました。
 僕は今年の夏にライターの一人、串岡さんと高校生外交官としてアメリカに行きました。そこでこの新聞とその取り組みを知り、非常に感銘を受けました。

 同じ高校生として、素晴らしい活動をされているジュニアライターの皆さんを尊敬しています!
 これからも頑張ってください。(10月3日)

 ≪編集部から≫ メール、ありがとうございました。 私は、8月からジュニアライターになったので、まだまだ分からないこと ばかりですが、一生懸命頑張りたいと思います。(井口)

 ひろしま国のホームページを見てくださってありがとうございました。これからも、ジュニアライターみんなで平和についての記事を書いていくのでよろしくお願いします。(大友)

 こんにちは。同世代からのメッセージは、本当に励みになります。これからも、読む人みんなが平和について関心を持つような新聞を作るために、頑張っていきたいです。(串岡)

 お便りありがとうございます。これからの励みになります。ひろしま国の記事を是 非見てください。記者になって新しく知った事も多いので、今の内に色々な経験をす る事が1番です。これからも頑張って下さい。(陶山)

 おたより有難うございます。私は小6のジュニアライターです。 自分の言葉で記事にするのは大変ですが、取材をする事で、色々な人に出会えたり、知らない事を学べたり、とても勉強になります。記事を読んだ感想もぜひ聞かせてください!(坂本)

 ありがとうございます!そういう風に同世代から言われるとこの仕事にやり甲斐を感じます!これからもひろしま国をよろしくお願いします(古川)

広島市西区
ロビン 65歳

 何か月ぶりかで投稿します。

この間、被爆者が描いた絵のことを勉強しました。この絵のことはずいぶん前から知っていましたし、平和記念資料館の地下にいくつか展示されています。また立派な本も出版されています。資料館のホームページでも説明付きでいくつかの絵を見ることもできます。しかしいちばん勉強になったのは、広島市立大学平和研究所が行った5回の連続公開講座でした。私が読んだ本の著者達も講師として来られました。

 最大の学びとなったのは、被爆者の平均年齢が高くなってきたから「被爆体験の継承」が難しくなってきたと言われるが、そういう言い方は被爆者に継承を押し付けることに過ぎない、ということでした。よく言われることではありますが、改めてそのことがズッシリと胸にこたえました。被爆体験の継承は核兵器に反対の人みなが負うべき仕事です。

 それで、この8月に行く国で被爆者が描いた原爆の絵の展覧会をしようと思い立ちました。最近、アメリカで原爆展が行われていますが、被爆者の絵とその作者が書いた言葉は、直接広島に来られない遠くの人に対して、もっとも原爆被害を伝える力をもつのではないかと思うのです。ジュニアライターの皆さんの学校でも被爆者の絵の展覧会をしませんか。資料館の地下の事務室に相談に行ってごらんなさい。いろいろ教えてもらえます。もうひとつ、原爆のことは夏が近くなるといろいろ言うけれど「シーズンオフ」になったら忘れ去られるということへの警告として、ジュニア新聞でも年間を通じていろんな方法で伝えてください。(7月26日)


 ≪編集部から≫ おたよりありがとうございます。大変な時もあるけど、はげましの声をいただくとうれしいです。 これからもひろしま国を通じて平和を発信していきたいとおもいます。応援よろしくおねがいします(坂本)

毎回の新聞を読んでいただいて、ありがとうございます。お手紙をもらうと、次に書く時の活力になります。平和のメッセージをこれからも発信し続けます。(陶山)

熊本県
月あかり 46歳

 創刊号にお便りした者です。遅れながらでしたが、ずっと読んできました。ジュニアライターの皆さん、編集部の皆さんに敬意を表します。毎号、テーマを決め、考え、行動されてきて、30号になったのですね。これからも読者でいます。

 「子どもサミット」が開催されますように。(6月7日)


 ≪編集部から≫ 熊本でずっと読んでくださる人がいることを、本当にとても心強く思います。これからもファンであり続けて下さいね。子どもサミットは、まだ現実味を帯びていませんが、今回でなくてもいつか開けるといいと思っています。(編集長)

長崎県大村市
みるひゃ 38歳

 ものすごく久しぶりのおたよりになりますね。 今回のテーマが『歌』ということで興味深く読ませていただきました。 というのは自分達の活動(ピーススフィア)も平和活動だけど、さだまさしさんがNPOの会長(というか言いだしっぺ)ということもあり、『音楽』をキーポイントにおくこともしているからです。 「あなたが思う『平和の歌』は?」という感じでアンケートをとったこともあるんですよ。ま、さださんの歌が多かったですが。。。他にも当時のヒットソングや童謡・唱歌も多かったですね。

 広島でアンケートしたらどんな風になったのかしら?と思ってしまいました。(笑)

 秋葉市長さんがおっしゃった故伊藤前長崎市長さんのエピソードには、じんとくるものがありました。(これは、さださんのコンサートトークからですが、伊藤さんは8月6日の広島の平和式典にお出になったあと、長崎にとんぼ『帰り』して稲佐山のさださんのコンサートの楽屋に「やあやあ」とやってきて、一緒におうどんをすすっていたんだよ。そういう人だったんだよ。・・・というのを聞いていたからだと思いますけど)

 そして(しばらくきていなかったから・・・ごめんなさい) 前回の「お小遣いでできる国際貢献」も面白かったです。

 募金活動時のエピソードなんですが、ある子供(小学生だったと思います)がお財布とにらめっこしながら、いくらかのお金を募金してくれました。たまたま近くにいたお父さんが『小額ですみません』と話してこられたので、「いえいえ」と話して続けました。 「お財布の中から、いろいろ考えてきめたんでしょ?大人の目には小額かもしれませんが子供にとっては『大金』ですよ」 大人が子供にお金を渡して「募金しておいで」ということもありがたいことです。 でも、たとえば、ほしいお菓子もある、あのマンガもうすぐでるかな?でも・・・。なんて思いながら、こちらにも目を向けて募金してくれることも大変ありがたくってうれしいことなのです。本人には分からないけど、自分で判断する大きな一歩じゃないかな?と思えるからね。

 そういう『お金』たちを預かって、平和を発信する活動に使わせていただく・・・。改めて初心に返してくれるんですよね。 そんな意味では、この金額で・・・という一覧表も大変参考になりました。 活動内でなんかできるかもしれないかな?

 『平和』って書くと一言なんだけど、考えてみると色んな面が出てきて「大変だけど面白い」と思います。これからも色んな面でみた「思うこと」をどんどん取り上げてほしいです。

 長文になりました。ごめんなさい。 これからはもうすこしちまちまお伺いしようと思います。(苦笑)(4月22日)


 ≪編集部から≫ メールありがとうございました。 募金のお話は、考えてみれば確かにそうだな〜って思いました。ちっちゃい頃、大人に笑われながらもよく500円玉がおっきいお金に見えてわくわくしながら貯めていた覚えがあります。多分どんなに小さな額でもそれが一緒になったら結構なお金になると思います。世界全体の募金活動のお金って全部合わせたらどれぐらいになるのかな?って思うこともあります(古川)

 募金活動時のエピソードで、子供は財布とにらめっこをしながらも募金をしてくれたんですよね。。。その子は自分で判断する大きな一歩だと書かれていましたが、それと同時に平和活動への第一歩かな、と思いました。 私の平和活動への第一歩はジュニアライターになった事です。今までは平和とか戦争とか深く考えたことがなかったけど、ひろしま国を読んで世界のことに関心を持つようになりました。そして今回応募し、採用されました。あの時応募してなかったら、ずっと平和や戦争など世界の事に関心のないままだったかもしれません。何かをしないと何も始まらないと思いました。私もまだ一歩を踏み出したばかりだけど平和や戦争など世界の事を勉強していき、平和への思いを伝えたいです。(坂本)

 歌をテーマにしたアンケートを他の人もやっていたと知りびっくりしました。(高田)

 歌と平和の関係は本当に深いと思います。まず「平和の歌」を歌うことで、一人一人が心を穏やかにし、平和への思いを高めるだろうし、他の人と一緒に歌ったり聞いたりすることで、人と人とのつながりも生まれ、気持ちを一つにできるのだろうと考えています。ピーススフィアさんの『平和の歌』アンケートも興味深く読ませていただきました。これからも、平和を様々な方面から考えることができるよう頑張っていきたいです。(土江)

広島市西区
ロビン 65歳

 26号で、私たちのおこづかいの少しだけでもどれほど役立つかと思わされる記事を読みました。いくらでも国際貢献ができそうです。

 私は、しかし、お金を寄付する(だけ)というのは疑問です。何の不自由もない豊な生活を送っていて、ケータイ電話やメールとやらにびっくりするほどの費用をかけている人が、財布の中からバラバラと硬貨を寄付金の箱の中に落とす、というのは、あまり好きじゃない。寄付する当人がちっとも苦しまない、というか、痛くも痒くもない、というような寄付の仕方は好きではありません。もちろん緊急援助が必要な場合はその限りではないけれど、寄付する人が例えばその日の昼ご飯を抜くとか、その日はタクシーに乗らない、テレビを見ない、アイスを食べない、など、ちょっとは「痛い目」に会うべきだと思います。

 そういう寄付のしかたを私は英国で知りました。みなさん、生徒会や部活などで寄付金集めをするときは、寄付をする人に「あなたは何をガマンしてその分を寄付しますか」と聞いてみるのはどうでしょうか?(4月1日)


 ≪編集部から≫ その通りだと思います。何か犠牲を払うことで、寄付金の行き先や使い道にもっと関心が高まると思います。ありがとうございました。(見越)

 おたよりを読んで、私も寄付を呼びかけるときにはその一言を添えようと思いました。調べてみて、私自身身近にできる国際貢献がたくさんあることに驚きました。

 最近は、コンビニなどにおいてある募金箱から、寄付できるものもたくさんあります。しかし、募金をする際に何を考えるのかが大切ですね。おつりから、手軽に寄付するのもいいですが、その時に少しでも環境問題のことや発展途上国に目を向ける気持ちが大切だと思います。(串岡)

 おたよりありがとうございます。いろんな意見があるのだと、とても勉強になりました。今後もよろしくお願いします。(岡田)

【お知らせ】

 ひろしま国23号「難民問題を考える」で取材したアフガニスタン出身のホダダッドさん(48)が3月21日に、日本への定住が認められる特別在留許可を得ました。望んでいた難民認定は受けられませんでしたが、大阪入国管理局からの「仮放免」だった立場から解放されます。毎月の管理局に行って許可を更新する必要はなくなり、大阪府外への移動や保険の加入が認められます。

 来日から10年。パキスタンに避難し、一度も会っていない家族を日本に呼ぶ準備を進めているそうです。ホダダッドさんを支援してきたNGOシナピス(大阪市)の松浦篤子さんによると、「今まで長すぎたけど、うれしい」と喜んでいるそうです。私たちが取材した人が新たなステップを踏み出せることは大きな喜びです。ですが、まだ日本にはそうした資格を得られない人たちが大勢いる現実も忘れてはいけません。(3月28日、前編集部・見田)

広島市中区
すずこ 67歳

 25号で、大学に「平和学部の新設を」と提案しておられますが、コスタリカの国連平和大学なども取材して、学部よりも「平和大学」を提案するのはいかがでしょうか。現実には難しいとしても「ひろしま国」は理想を追求してほしいのです。被爆遺産の現存する広島中心部に国際的な平和大学があることが望ましいと思います。この大学と連携して広島の学校から平和文化教育を実践していじめや差別のない広島の平和を実現し、国際平和のためにNGOや国連機関などで働く若者が育つようになったらうれしいことです。

 広大跡地にできるという教育機関に期待していたのですが、これはどうなるのでしょうか。(3月5日)


 ≪編集部から≫ご意見ありがとうございます。平和学部からさらに踏み込んだ平和大学という構想は、とても興味深く思いました。国際平和からいじめまで、幅広い問題に取り組むには、大学という単位で考えてみるのも有効な方法かもしれませんね。広島から平和をつくるための人材がたくさん生まれるような提案を、これからもジュニアライターと考えていきたいと思います。

 広島市中区の広島大本部跡地の活用策は、大枠はあるものの、詳細はまだ煮詰まっていないようです。場所として非常に良い所なので、有効な活用を期待したいものですね。(編集部・村島)

広島市西区
ロビン 65歳

 平和学についての記事を読みました。さすがに、広島の大学では平和について研究しているところや学ぶことができるところがいくつかあるようですね。(でももっとそういうことを全国の高校生に宣伝してたくさんの受験生を集めればいいのに、と思います。)

 ところで、高校や義務教育の小中学校では平和を教えているところはあるのでしょうか。夏が来れば原爆のことについてやっているという学校はかなりたくさんあるでしょうが、年間を通じて、時間割の中にそういう科目を持っているところは果たしてあるのでしょうか。広島では原爆被害の実態を継承することを避けては通れませんが、平和問題は原爆だけではなく、いつもすぐそこにあることがらなのだから、小さいころから意識しながら学ぶ必要があるように思います。

 私が広島市長だったら、または教育長だったら、実現したいなあと思います。または自分が学校を作ったら、そういう時間を毎週置きたいなあと思います。教科書は不要、受け持ちの先生が生徒たちと一緒につくっていけばいい。試験もしない。(道徳の授業に「愛国心」を入れるなどということは、全然平和に寄与しない。ナショナリズムの精神を植え込むだけのことだと思います)

 若きジャーナリストのみなさん、君たちの学校の校長先生に話してみませんか?(2月27日)


 ≪編集部から≫ 確かに広島の平和教育といえば「夏」のイメージが強いです。ひろしま国では、ヒロシマ、ナガサキにとどまらず幅広く「平和」について考えているので、学校でも年間を通じて考える機会があれば…と強く感じました。今回の取材ではありませんが、同じ広島県内でも「平和学習なんて受けたことがない」という高校生の話を聞いて驚いたことがあります。平和について考え、行動できる力を養うことは、ほかの授業と同じくらい重要だと思います。身近な平和学習について調べてみてもいいかも知れません。(編集部・見田)

広島市中区
動物園さん 小6

 24号の感想です。どこかの国で戦争が起こっていることは知っています。けれど平和でないことが自分の身近にあるという考えには改めて気づきました。どこかの国の話だけをストーリーにしていないところがいいと思いました。絵本という手段は小さい子たちにもわかりやすくていいと思います。(2月22日)


 ≪編集部から≫おたよりありがとうございます。絵本を楽しんでいただいたようで喜んでいます。このHPではジュニアライターが動画で読み聞かせもしています。聞いてみてくださいね。これからも応援よろしくお願いします。(編集部・馬上)

広島市中区
すずこ 67歳

 ピエール嶋さんが亡くなって、おたよりコーナーが寂しくなりましたね。ロビンさんに続いて今年最初のおたよりをします。

 ロビンさんが書かれたように、私も日本の中にある様々な不安な問題を平和でない状態として気にかけていました。 貧しくても医療費の心配だけはしないでよい社会、競争のためでなく学びたいから学ぶための無料の学校制度、子どもに寂しい思いをさせない労働環境など。 それらが実現できれば、他国の平和を願い難民を大らかに受け入れられる優しい国民性ができるのではないでしょうか。 まず国際平和都市広島から、世界に目を向けて他国の平和に寄与すると同時に国内の平和や優しい市民性を育てたいものだと思います。(2月6日)


 ≪編集部から≫おたよりありがとうございます。 24号の特集の絵本作りの中でも、ジュニアライターから平和でないシーンとして「いじめ」が提案されました。 戦争が起こっていない=平和なのではなく、国内にも他にも平和でないと感じさせることがあるかもしれませんね。 これからもジュニアライターと一緒に考えていきたいです。(編集部・馬上)

広島市西区
ロビン 65歳

 久しぶりに書きます。最近気になっていることです。「貧困」です。今までは、貧困というと、途上国の貧困問題を連想していました。それに比べて日本の貧困やホームレス問題やネットカフェ難民といわれる人々のことは「軽い!」と思っていました。UNICEF(ユニセフ)がキャンペーンしているスーダンやケニアのこどもたちが置かれている状況よりはマシかも知れません(だってネットカフェで一晩過ごすだけのお金はあるのだから)が、日本の問題も海外の問題もどちらも世の中によってそうさせられたという点では同じですよね。ホームレスやネットカフェ難民は怠惰のうちにそうなったのじゃないのだから。

 これはさらに医療問題にも関係します。医者が足りないとか病院が倒産するという医療行政の問題のほかに、保険に入っていないから医者にかかることができない、そういう場合妊婦になってもふだん検診を受けられないからいざというときに出産できない、というようなことが起こっています。たびたびニュースになるたらい回しの多くはこういうことのようです。

 こういう状態は日本が平和な国と言えるのでしょうか。地元の広島市の場合はどうなんだろうと思います。平和文化都市を謳(うた)う以上、医者にかかることができないほどの低収入の人に対する援助はキチンと行われているのかな。若いジャーナリストのみなさん、できたらすぐそばの人々の暮らしにも目を向けてください。(1月26日)


 ≪編集部から≫ ご意見ありがとうございます。「今の日本は平和なの?」という視点は常に持つように子どもたちと話しています。 「貧困」について、すでに発行されたもので言えば、第17号「フェアトレード」がこれに近いかも知れませんね。 あらためて「足もとの平和」をテーマにできないか、ジュニアライターたちと議論してみたいと思います。(編集部・見田)

【お知らせ】ピエール嶋さんが亡くなりました

 「ひろしま国」のおたよりコーナーに毎回投稿をいただいたピエール嶋さんが12月27日、亡くなりました。本日29日に廿日市市で葬儀があり、参列してきました。ご冥福をお祈り致します。

 ピエール嶋さんは、ひろしま国へのおたより第1号を書いた人です。以来、11月13日付の19号まで毎回、感想を寄せ、ジュニアライターを励ましていただきました。最後のメッセージは「環境を水や大気などとともに、音(騒音、音楽、虫の音)、色(大砲の火花の赤、花火の赤)、匂い(悪臭、バラの香り)等を含めて幅広く環境・平和として考えていきましょう」(11月14日)という柔軟で示唆に満ちたものでした。私は一年ほど前から何度かお会いしてご意見を伺っていましたが、闘病をされていることを不覚にも一昨日まで知りませんでした。20号からおたよりが届かないのでご連絡をしようかと思っていたところでした。

 葬儀での弔辞などを総合すると、中学校の社会科教師として1960年4月から2006年3月まで教壇に立ち続けられました。半世紀近くもの間「分かりやすく、生徒の目を輝かせる授業」を実践されたそうです。歴史教育に熱を入れられる中で特に原爆教育について力を注がれました。今夏には岩波書店のDVDブック「ヒロシマ・ナガサキ」を共著されるなど、これまで10冊の本を書かれたそうです。喪主を務められた奥様は「残された本を通じてその思いを知ってもらえるとうれしい」とあいさつをされました。あらためてこのおたよりコーナーを読み返し、ピエール嶋さんのメッセージに感謝をしています。(12月29日、編集長・吉原)

広島市中区
近ちゃん 高3

 21号を読みました。子どもたちの絵は、銃で撃たれた光景があり、豊かな自然もありとさまざまですが、1枚の絵に希望をたくし、彼らの経験した悲しい思いをこれ以上多くの人に感じてほしくないという思いがこめられていると感じました。
 また施設の子どもたちは自分の国に誇りを持っていることを感じました。僕も1つでも2つでもいいので自分の育った地域や国に誇りが持てるようにしたいです。
 同世代の子供たちがこのようなことを感じ、また希望を抱いているということにとても感動しました。そして、生まれて一度も自分の国に誇りが持てるかということについて考えたこともなく、戦争を身近に感じていなかった自分を恥ずかしく思います。(12月20日)


 ≪編集部から≫ おたよりありがとうございます。
私もアート・パーティーの絵を見て私たちとの違いに驚きました。でもそこで終わるのではなく、彼らのように日本の子どもたちだからこそ発信できる思いとは何かを考えていただけるとうれしいです。(編集部・馬上)

広島市西区
ロビン 65歳

 地球の将来を考える記事を読みました。何かしなければならないということは多くの人が知っているはずなのに、ほとんどの人はたいしたことはしていない、というのが現状ではないかと思います。みんなケチになる必要があると思います。たとえば、ごみを出さない料理の仕方にも紹介されているように野菜を使い切るとか、車を使わないでバスにする、車に乗ってもたびたびエンジンを切る、電気をこまめに消す(でも蛍光灯は点灯の時にかなりの電力を使うそうだからすぐに部屋に戻ってくることがわかっているときには消さない方がいいんだって。それが何分後なら消してもいいのか誰か教えてください)。
 鈴峯女子中・高のようないいシステムは、すべての学校でまねをしたらいいですね。また生徒会などが学校に働きかけて、冷暖房の温度設定を決めたり、学校の食堂などの割り箸をやめるとか、できることは何でも取り入れるべきだと思います。(なお、割り箸になる木材は捨てるはずの木だから問題はないんだ、という意見もあるようですが、中国政府は割り箸用に輸出される木材にかかる税金を上げるとか上げたとかいうニュースを読みました。そのため割り箸をやめてプラスチックの箸を使うことに決めたというレストランが大阪にあるという話も聞いたことがある。)
 もっと大きな問題として、1997年のCOP3(京都会議)で決まった目標を達成するために日本はハンガリーと取引してCO2を排出できる枠を買うことになった、などというニュースが先月新聞に出ました。以前から、そういうことができるということが言われていましたが、ついに政府はやるのか、とわたしは心配です。温暖化ガスを減らす努力をしないでお金で解決するという流れになるのではないかと。ジュニア・ジャーナリストのみなさんの中でもこの問題は話し合われているのですか?(12月6日)


 ≪編集部から≫ 「ケチになる必要がある」というご指摘はもっともだと思いました。要は「物を大切にする」という当たり前のことを見つめ直すことだと、ジュニアライターたちと実感しています。私も学校現場での取り組みがもっと増えれば、とてもいい環境教育になると思います。京都議定書や二酸化炭素排出枠についても、ジュニアライターのなかで意見が出ています。環境問題をお金で解決できないことは、たくさんの人が気付いていることです。枠の売買でなく、二酸化炭素を減らす努力がもっと必要です。(編集部・見田)

フランス
美帆シボ 57歳

 「二酸化炭素封入研究―地中に閉じ込め温暖化防止」の記事に大変ショックを受けました。CO2 が地上に増えすぎないようにするのが根本的解決なのに、多すぎて有害だから地中に埋める技術を開発し、すでに実践している国があることに危機感を感じます。
 原発で生み出す核廃棄物を埋めるのと同じ発想ですね。ジュニアライターのみなさんは本当にこのような方法が良いと思いますか?
 最近、ヨーロッパでは、 CO2を出さないクリーンなエネルギーとして原子力発電を見直していますが、これでは後戻りです。
 私はむしろ二酸化炭素と太陽エネルギーで車を動かす技術を日本が開発してくれらたなー、と夢みています。というのも、植物から作った燃料を推進する政策をアメリカについでヨーロッパも決議したため、小麦粉の値段が急激に上昇し、パンやスパゲッティーなど食料品がとんでもなく値上がりしているからです。メキシコなどでも貧困層に一番その影響があり、今後ますます世界の食糧不足を引き起こすでしょう。貧富の差が拡大していくと、また紛争や戦争が起こりやすくなります。
 環境問題は平和問題と密接に関係しています。(12月6日)


 ≪編集部から≫ 日本の誇る技術力が、間接的ではあっても平和問題に役立つというのは素晴らしいことですよね。今の技術者にも、その仕事を目指す子どもたちにも「夢みる技術者」になってほしいです。(編集長)

広島市東区
菊ちゃんFAN 小6

 今僕たちは、総合の教科の時間でごみ調べをし、環境について考える学習をしています。ひろしま国の第20号は僕もとても気になっている「大気」の問題についていろいろな記事があり、とてもよい勉強になりました。エコクッキングの記事は、僕たちがこの前家庭科の授業でやった事が出ていました。実際に調理実習もしてとてもおいしく食べ、小さな力だけどちょっぴり環境に良いことができたかなとうれしくなりました。
 もう一つ注目したのは水素自動車です。テレビなどで話題になって、そういう自動車があるというのは知っていたけど、実際に広島にあるなんて知りませんでした。原油の価格がどんどん高くなり僕の家でもエネルギーの無駄使いをやめようと話しています。一般の人が水素自動車に乗れるのはいつ頃になりそうなのですか?  新しいニュースがあったらぜひひろしま国で取り上げて下さい。よろしくお願いします!!(12月5日)


 ≪編集部から≫ 勉強の参考にしてもらえてうれしいです。いいことを学んでいるのですね。ぜひ、環境のためにできることを学校や家庭で提案して、行動してみてください。水素自動車に関心を持たれたんですね。たくさんの人が利用できるには、もう少し時間がかかりそうですが、メーカーでは研究が進められているようですよ。(編集部・見田)

島根県隠岐郡海士町
自然を愛する隠岐自然村のそんちょう 48歳

 とても役に立つ情報紙ですね。楽しく読ませてもらいました。 今回の記事にあった、二酸化炭素の地下封じ込めについて私の意見を書きます。  今、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の削減は、我々人類が未来永劫(みらいえいごう)にこの地球で生きていくための重要な課題となっています。その削減策として二酸化炭素を地下に封じ込めてしまう実験がおこなわれていることをNEWSで知りました。皆さん、ここでちょっと考えてみて下さい。今問題となっている二酸化炭素は、我々人類が便利に楽に生きていくための文明の副産物として排出されたものです。そして、悪いと知った今も世界中の国で排出し続けているのです。これを、困ったからといって安易にどんどん地下に封じ込めていったら今後どのようになるでしょうか。おそらく技術革新は削減を考える以上に封じこめることに全力を注いでいくことになるでしょうね。そして、地球の内部(我々の住む星の体の中)は今までなかった物質でいっぱいになっていくのです。世界中の自然は人間の手でひっかき回されて壊れつつあります。この現象が今度は地球内部で起ころうとしています。みなさん、人類が作り出した困った物質をただ隠してしまうだけの試みを許してよいのかもう一度考えてみませんか。(12月5日)


 ≪編集部から≫ ご指摘ありがとうございます。自然はあるがままに、というのは確かに大切ですね。私たちも二酸化炭素を埋める方が楽、とばかりに、肝心の排出量を減らす取り組みがペースダウンしては意味がないと思います。(編集部・見田)

広島市中区
すずこ 67歳

 いつも「ひろしま国」を楽しみにしていますが、今回は大切な「水」をテーマにされたのがよかったと思います。先日、日本女性会議2007ひろしまで、池田香代子さんも講演の中で触れておられました。
 戦争をなくす一番単純な方法は、武器の輸出や製造を禁止することだと思いますが、今の大人たちはそれができませんでした。
 一方で、もし武器と戦争がなくなっても、貧困や差別や環境破壊が進む世界ならそれも平和ではありませんね。「ひろしま国」にそうした幅広い視野があるのが嬉しいです。
 環境破壊への道を緩やかにしたり後戻りしたりは、一人から始めてもその輪を拡げていけばできるかもしれません。
 街角などのペットボトル飲料が気になって、外出時にお茶を用意することは前からしていましたが、最近はイベントでの使いずて食器も減らせないかと、マイ食器持参でベアセロベや国際交流の日に出かけて見ました。捨てるものが少ないやり方はやってみると気持ちよいものでした。
 イベント企画時にマイ食器持参を呼びかけてみたいですね。(11月24日)


 ≪編集部から≫平和の新聞をつくるなか、環境というテーマがあった事に私も驚きました。平和にするには、たくさんの問題があるんだなと思いました。(高木)

 いつもおたよりありがとうございます。最近、私の友達の間では『マイ箸』というのが流行っています。売店でお弁当を買うときには、自分の家からマイ箸を持って行き、割り箸を貰わないというものです。簡単にできる環境保護活動だと思い、学校全体でできないだろうかと考えているところです。(新山)

広島市西区
ロビン 65歳

 このコーナーでよくお名前を拝見するフランスの美帆シボさんは、私がよく知っているヒトです。と言っても一度もお会いしたことはありません。朝日新聞の短歌欄でよく入選されているから、何年も前からお名前だけ、よく知っています。(私は短歌はまったく作りませんが。)いろいろの人にこのコーナーが読まれていることが分かります。私は若きジャーナリストたちに、私たちの社会が置かれている状況の中でももっとも生命の危機を脅かす問題を正面から取り上げてほしいと思います。広島では、それが比較的やりやすいと思います。(11月21日)


 ≪編集部から≫ご提案をありがとうございました。「ひろしま国」はまだまだ続きます。生命の危機に関する問題についてもジュニアライターの企画会議で話してみますね。(編集長)

広島市東区
うらりん 高3

 フェアトレードの特集を読みました。ここ最近フェアトレードという言葉をよく耳にしますが、いったいどう仕組みになっているのか私自身まだぼんやりとしか理解していなかったのでこの特集は勉強になりました。私はこれまで「わざわざ値のはるフェアトレード商品を買うとチャリティーという意味で生産者を助けることにはなるけど、いち消費者としてはどんな利点があるのか」ということを疑問に感じていました。だって「私たちの豊かな生活は多くの途上国の犠牲の上にある」といった同情や罪悪感のみから購入するのでは、フェアトレードの普及と持続とには限界があるでしょう。しかしこの特集を読んで新たな発見がありました。それはフェアトレードの製品は手間がかかっていて、商品としても完成度が高いということです。そういった商品そのものとしての魅力を積極的にアピールすればフェアトレード商品はもっと広まると思います。(11月21日)


 ≪編集部から≫おたよりをありがとうございました。「勉強になりました」とのこと、喜んでいます。「こんなことも取り上げて」などの要望も寄せてくださいね。(編集長)

広島市西区
ロビン 65歳

 やや久しぶりにバックナンバーをめくってみました。いろんな問題に対する中学生や高校生の真剣な取り組みが胸を打ちます。私も10代に戻って、仲間に入りたいなあと思います。私が十代の頃、だんだん日本の軍備が進み、安保条約が改定され(60年安保)、社会にはきな臭さが強まっていました。その頃、私たちはよく言っていたものです。「今の大人達は、戦争の被害を知っているくせに、日本を軍事大国にしようとしている。しかし、平和主義者が大半を占める我々が大人になったら、そういうことはなくなるだろう」と。
 ところがまったくそういうことにはならなかったということはみんな承知しているとおりです。
 ジュニアライターの仕事ぶりを見ていると、社会の様々な問題に焦点を当てていることが分かります。それが新聞という場で多くの人の目に触れ、共感を呼んでいます。
 では、今の子供達が大人になった頃には、世の中は少しはマシになるのかなあ。
 と今でも私は将来のことを不安に思っています。(11月20日)


 ≪編集部から≫初めてのおたよりありがとうございます。『原爆投下はしょうがなかった』といった発言が出る今の世の中は少しでも方向を間違えると、武器によって平和を作ろうとしてしまいそうな印象を受けます。むしろ、私たちは間違った方向に進みつつあるのではないかと危惧してなりません。 これからも貴重な経験を大切にしていきたいと思います。(新山)

 私自身も、自分が大人になった頃には、平和は世界中当たり前に存在してくれるように・・・といつも思いながら、この活動をしています。 何年、何十年後かの世代がこの「ひろしま国」を読めるように、何かを感じ取ってくれるように、「新聞」という形に残るものとして発信する意味があるのだと思います。(串岡)

広島市安佐南区
ピー 高3

 こんにちは。いつも「ひろしま国」を拝見しています。自分と同じ年代の人たちの記事を読んでいると「自分も何かしなくてはいけない」という気持ちになり、いい刺激を受けています。
 第19号を読みました。今回は環境をテーマにされていて、環境と平和の関係に興味を持ちました。そこで。私も自分なりに環境と平和の因果関係を考えました。取り上げられていた水の汚染で考えれば、それまで取れていた海産物が取れなくなる状態が生じて漁師は仕事を失ってしまいます。そうなると漁師にとって死活にかかわる重要な問題となります。また、国を超えた汚染だった場合、これを原因とした紛争が起こることも考えられます。そう考えると、私たちが身近にできる環境保護活動で平和をつくることはできると思いました。
 環境を考えるうえで、天然資源を未来世代も含めたすべての人で共有するんだという意識が大切なのだと思います。(11月19日)


 ≪編集部から≫地球を共有するという意識が大切だという若い世代の意見を頼もしく思います。人間だけでなく、いろんな生き物も「平和」に生きるという意味でも環境問題は平和に通じますね。(編集長)

 私も環境問題と平和はつながりがあると思います。先進国と発展途上国との環境問題への取り組みの温度差を考える必要性も感じています。自分たちの環境に対するちょっとした心がけが、世界のあらゆる問題へとつながっているのかも知れません。(串岡)

広島市佐伯区
バレーボール 高3

 人間の自己中心的な考えによって環境はどんどん壊れていき、将来今の生活水準を保つことはおそらく不可能でしょう。そんな事態を防ぐためにも、一人一人が意識して環境問題を考え、今のぜいたくな生活のレベルをほんのちょっと下げるだけで将来は大きく変わってくるのではないでしょうか。(11月19日)


 ≪編集部から≫おたよりをありがとうございます。若い世代からのメールうれしいです。また感想を寄せてくださいね(編集長)

 私も未来の世代のために、現在の暮らしを工夫して、環境問題に取り組んでいきたいと思います。ほんの少しでも改善しようとする気持ちが、大きな変化をもたらすこともあると信じています。(串岡)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

 「10代がつくる平和新聞」は、広島・長崎に投下された原爆に焦点化された報道と、21世紀人類の最大の課題としての平和を内包した環境問題の報道だと思っております。この観点からいえば、第19号の「原爆にパラシュート」は前者の、特集「限りある水」は後者の立場に立っての記事でした。
 環境を水や大気などとともに、音(騒音、音楽、虫の音)、色(大砲の火花の赤、花火の赤)、匂い(悪臭、バラの香り)等を含めて幅広く環境・平和として考えていきましょう。(11月14日)


 ≪編集部から≫以前から、環境の異常な変化はなぜ起こっているのか知りたいと思っていました。取材していく中で環境問題と言っても、水・地表・大気と分かれていて、またそれぞれ違った問題があり、対策が必要であることを知りました。そして、環境問題は平和にも深く関わっていることを教わりました。22号でも環境について取材しますが、もっと深く考えていけたらいいなと思っています。(新山)

フランス
美帆シボ 57歳

第18号の特集「平和をつくる」を嬉しく読みました。戦争や紛争が終わった後、町の再建や負傷者の手当てをしても、生存者の精神的なケアまでしないことが多いですね。でも、少年兵士のように殺人者として育てられ、心に深い傷を負って成長してゆけば、次の戦争の担い手となるばかりです。その問題に取り組んでいる、日本紛争予防センター事務局長・瀬谷ルミ子さんのワークショップは私達にも大変勉強になります。
 ヨーロッパでは平和問題というと兵器だけでなく、紛争の原因となる貧富の問題や人種差別も含まれます。世界中の全ての問題に一人で立ち向かうことは不可能ですが、その一部でも小さな貢献をするためには、このように幅広い活動を知ることが大事だと思いました。(11月6日)


 ≪編集部から≫感想いただきありがとうごさいます。私も瀬谷さんの話がすごく勉強になりました。友達とかに話したりしましたよ。(今野)

 お便りありがとうございました。私はジュニアライターになって初めての新聞だったのですが、こうしてお便りをいただくことで読んでもらっているという実感がわき、うれしかったです。
 今回取材をしてから少しずつですが国際情勢に興味を持つようになりました。紛争で困っている人も、私も、同じ「今」を生きる人間だということがリアルに感じられるようになってきました。特に瀬谷ルミ子さんのワークショップで、日本と各国がつながっていることを改めて感じました。日本にいる私たちはもっと世界に目を向けるべきだと強く感じました。欧州のように日本でも広い視野で平和を捉えていけたら、と思います。
 私一人で世界の平和をつくることはできないけど、日常生活の中での小さな平和は私にもつくれるということを学び、とても勉強になりました。これからも、平和についてよりたくさんのことを学び、それを伝えることができるように頑張ります。(土江)

 シボさんからのコメントを読んで、貧富の差や人種差別も平和の問題に大きく関わっていると改めて考えさせられました。民族について取り上げて平和について考えていくと、紛争に至った原因も学べて、さらなる紛争予防につながると思いました。(中重)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

 テーマ「平和をつくる」を見て、スゴイと声を上げました。「平和」から私が連想するのは「まもる」でした。消極的でした。「つくる」という積極的な姿勢が必要でした。
 平和をつくるために、「人の復興」(中重)、「話し合いで合意を生む力」(菅近)、「勇気」(室)、その他が必須の学力でしょう。(10月25日)


 ≪編集部から≫平和を「つくる」という積極的な行為は「守る」よりもパワーがたくさん必要だけれど、その分、大きな効果をもたらすと私も感じました。みんながこの意識を持つことで一人一人が何か行動しなければならないという自覚が生まれればいいと思います。(中重)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

 第17号を読みました。平和を考えるときの新しい見方を学びました。従来はややもすれば、私は平和という現象を言葉を材料に考えていました。原爆被災、平和憲法、地球温暖化などの言葉を通じて考えることが多くありました。この度のフェアトレードは貿易という言葉より以上に、コーヒー豆、バナナ、刺しゅうなどの物品で考えることができます。具体的なモノで考えることができます。
 コトバだけでなく、モノが仲立ちすることで、思考が具体的になります。平和のイメージが豊かになるように感じました。(10月10日)


 ≪編集部から≫いつもメールをありがとうございます。新聞の編集後記にも少し書きましたが、フェアトレードは私も含めて読む人たちがあまり知らない貿易の方法なので判りやすく伝えることに重点をおきました。
 平和を記事にするのはかなり大変です。それは平和な時代に暮らしているからだと思います。言い替えれば、いま目の前にあることやものは平和の証かもしれません。そう考えれば、題材は無限に広がるのではないかと思えてきました。これからの記事についてのヒントをありがとうございました。(坂田)

 コーヒー豆、バナナなどなじみのある食べ物であるからこそ、「フェアトレード」は思っていたより扱いやすかったです。 私は発展途上国というと、国単位の組織で支援・・・と大げさなことを考えがちでしたが、そうではありませんでした。 「カフェ・パコ」に取材に行き、コーヒーを1杯飲む間に、1人1人が発展途上国や貿易について考えることが、平和をイメージしていると気づきました。ピエール嶋さんのおっしゃる通り、コトバだけでなく、モノが仲立ちすることで、思考が具体的になる、という体験ができました。 身近な食べ物であるからこそ、関心を持ってもらえると期待しています。 今後、「フェアトレード商品」が増えると同時に、多くの人の目に留まるといいなと思いました。(串岡)

 17号を読んでの感想、どうもありがとうございました。 これからも、広い意味での平和について調べて行きます。よろしくおねがしいます。(大友)

 お返事ありがとうございます。 フェアトレードを通して、こんな見解もいただけるものなんだなぁ、と 記事を書いたこちらが改めて勉強になりました。 いろいろな取り組みがされていることを知らなかった僕も 取材を通じて、自分にもできることがあると 身近に感じることができました。 記事を読んで、少しでも多くの人がフェアトレードに 協力してくれたらなぁと思っています。(松田)

神奈川県
岡島 34歳

はじめまして。
 美帆シボさんより教えていただいて遊びに来ました。
 過去の記事をじっくりと読ませていただきましたが、ジュニアライターの方は大変貴重な経験をされているなとうらやましくなりました。
 戦争を実体験として語ってくださる方が年々少なくなっていく中で、次世代を担う少年少女たちが、情報操作されていない生の声で戦争の実像を結ぶ。普段はお目にかかれない方たちとの対話する思い出とともに、戦争というものが教科書に載っているだけの言葉ではなくなり、自分の日常と結びつく。
 つくづく平和とは日常の積み重ねの上に護られていくものなのだなと実感しました。
 彼らの活動を追体験する事で、30代半ばの私の日常にも新しい風が吹いてくるようです。私も彼らに倣って、できることから何か始めて行きたいと思います。
 これからも豊かな養分を吸った種子たちがどのような花を咲かせてくれるのか、楽しみに見つめて行きたいと思います。(10月01日)


 ≪編集部から≫ジュニアライターになって9ヶ月が経ちました。取材の度に、学校では習わない貴重なお話を聞くことができるので、今日はどんな発見をすることができるのだろうか、と期待に胸を膨らませて取材に臨んでいます。(新山)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

「アニメーションに平和をつくる力がある」(新山)、「アニメは平和学習をするいい方法」(本川)、と編集後記に書かれてあります。第16号を読んで、アニメの力に私は気づき始めております。
 文学、音楽、美術等の従来の表現方法とは異なるアニメの表現能力に注目したいのです。好き嫌いやかわいい等のありきたりの感情表現ではなく、また、単純な理屈ではない複雑な論理構成を追求するのが、アニメが本来持っている表現手段なのでしょう。
 原爆災害の非人間性を糾弾する感情をはぐくむ表現が要求されますし、国際平和への道筋を明示する論理構築が要求されまさす。予定調和ではない、感情表現と論理構成がアニメの表現手法にマッチしていると考えております。
 ジュニアライターのみなさんが、豊かな感情と厳しい論理を踏まえたアニメを創作されることを期待しております。(09月28日)


 ≪編集部から≫今までホームステイを受け入れた、さまざまな国の留学生と最初に盛り上がった共通の話題はアニメーションでした。日本のアニメーションは世界で注目されているんだと肌で感じました。是非、ジュニアライターでアニメーションを作ってみたいです。(新山)

 私も今回取材をしてみて小学生に伝えやすいようにアニメを使っているというのがビックリしました。広島の子供達には小さいときから原爆について知ってもらうにはとてもいい伝え方だと思います。(高木)

フランス
美帆シボ 57歳

この夏、広島で何人かのジュニア・ライターにお会いできて、とても嬉しかったです。
何を取材するか決めた後、関連事項を調べ、質問内容を考えるのにかなりの時間がかかったと思います。ノートを手にした記者たちの目はきらきらしていて、とてもさわやかでした。
 私はこのお便りコーナーを読むのも楽しみにしています。
 広島のすずこさんが書き込まれた軍事産業から平和産業への切り替えの問題はとても重要だと思います。だいぶ前のことですが、その問題を研究したフランスの労働組合の人たちに会ったことがあります。というのも、フランスは軍事産業が盛んな国のベスト 3 に入っているからです。
 火薬工場を口紅製造工場に変えることができる、という話も思い出しました。悲しいことに戦争で利益を得ている人間がいます。兵器製造によって富を得る人々は兵器を売るのが目的ですから、使用されることを望みます。紛争が絶えないアフリカはその犠牲者ではないかと思います。
 このような状況を思うと、とかく悲観的になりがちですが、「世界の中のヒロシマ」を読むたび、励まされます。これからも平和への地道な努力をしていらっしゃる方々を紹介してくださいね。(8月31日)


 ≪編集部から≫いつもご愛読、そしてアドバイスをありがとうございます。8月6日にお会いした際に、フランスで平和活動をされているシボさん夫妻の8/6や戦争に対する思いを直接聞けて、とてもいい刺激になりました。これから先、今まで以上に世界に平和の尊さなどを訴えていく新聞作りをしたいとおもっています。これからもよろしくお願いします。(本川)

 いつも励ましのお便りありがとうございます。
 私は美帆シボさんに8月6日に原爆平和ドームの前で取材させていただきました。その中で式典の感想として芸術面を取り入れた方がいいという感想に共感を持ちました。 私は長崎の式典の取材にも行きましたが、広島とは違った感じでした。それを文章にするのはとても難しくてうまく文章に出来ず少し悔しい思いをしています。また機会があれば書きたいです。
今回ジュニアライターのメンバーが少し入れ替わりました。最初からいるメンバーとして新しい記事を考えながら、以前の記事を発展させていくこともしたいと考えています。(坂田)

 お久しぶりです。8月、フランスでの平和活動やヒロシマからどう平和を発信していけばよいか教えていただき、ありがとうございました。実際に海外で活動していらっしゃる美帆シボさんのお話は、高校卒業後、アメリカで原爆のことを伝えていこうと思っていた私にとって、とても参考になりました。
 これからも新しいジュニアライターと共に具体的な平和へのアプローチを考えて記事を書いていこうと思います。温かく見守って下さい。(新山)

ニュージーランド
三保 18歳

ジュニアライターさんの記事を読んで、悲しくて忘れてはならない歴史、原爆について多くの人が活動していることに驚かされました。原爆が投下されて60年以上が経つ今、私たち若者がこれから来世にこの出来事をどうやって伝えていくのか考えなければいけないと思いました。
 私は今、ニュージーランドに留学していて、こちらでも小さいのですが平和セレモニーがありました。NZに住んでいる日本人グループによる合唱や、実際に原爆の被害を見た方のお話を聞かせてもらいました。日本から遠く離れた所でも、この出来事を悲しい体験で終わらせたくない人たちがいることに、私は感動してしまいました。
 このように、広島での出来事は世界中の関心を集めています。ダイインや灯篭流しなどをするのはとても良いことだと思います。しかし、これらよりも日本人として戦争や被害状況などについて説明できるようになることが先決だと思いました。(8月28日)


 ≪編集部から≫記事を読んでくださってありがとうございます。私は8月6日、9日の式典の記事を書きましたが、ニュージーランドでも平和セレモニーでこの悲しい出来事が伝えられているということに感激しました。日本でも戦争についてもっと知り、伝えていきたいです。(坂田)

 ニュージーランドからのおたよりありがとうございます。12号で「世界の8・6行事」という記事を書きましたが、ニュージーランドでも私たちと同じようにさまざまな平和のイベントが行われているのですね。
 私も三保さんと同じように、これからも私たち若者は原爆のことを伝えていくのだけではなく、もっと知っていかなければいけないと思います。ひろしま国を通して、ニュージーランドとヒロシマに平和の架け橋を作ってほしいです。(新山)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

 第15号を拝見しました。たくさんの人からメッセージを集めていますね。表情豊かな顔とメッセージボードが写真でも表現されていますから、メッセージ内容が多彩であることが推測できます。
 「外国の人がみんな『平和』について自分おの意見が言えるのにびっくりした」(川本)そうですが、ここに平和を創る基礎があるのでしょう。一人一人がしっかりした意見を持ち、自分の考え方を明確に表現する力が大切ですね。(8月23日)


 ≪編集部から≫メッセージを集めるとき、会話を通して多くの人とお互いの平和に対する思いを共有することができました。これからも積極的にいろんな人と思いを語りあっていこうと思います。(新山)
 外国の人にインタビューをして真剣に答えてくれたのは驚きでした。これからも平和についていろんな人と話をし、自分の考えを固めていきたいです。(土田)

長崎県大村市
みるひゃ 37歳

初めまして。
中国新聞社さんのHPで知りました。広島の子供達の考えやアイデアに感心したり、微笑ましく思ったり。
私は、長崎で「NPOナガサキピーススフィア貝の火運動」という活動のボランティアをしています。
先日、さだまさしさんの『夏 広島から』のイベントでもピーススフィアの活動をするために広島に来ていたんです(笑)。
もうすこし早くこのHPを知っていたら、全国各地でがんばっているボランティアさん達にも教えられたのに・・・と思ってしまいました。
立命館大学の安斎先生はウチのアドバイザーさんだし、アレキサンダーさんの絵本は私も持っています(昨年の平和集会の時に活動を教えて頂きました)。機会があれば、長崎にも来て欲しいな・・・と思いつつ、これからのみなさんのアイデアぶりに期待したいと思います。
また、お邪魔したときはよろしくお願い致します。(8月18日)


 ≪編集部から≫長崎からメールをありがとうございました。20日に出る15号は長崎に行き、記事を書かせてもらいました。みるひゃさん、ぜひこのホームページを広めてくださいね。子どもたちの交流が生まれればいいなぁと願っています。(編集長)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

 第14号で平和博物館が提案されました。博物館は、文化を構築する装置であり、デザイン文化の結集したものです。紛争地域映像システム、NGOネットワーク、ワークショップ、音楽・絵画・アニメ祭り、原爆追体験など多彩な内容がラインアップされて見事です。学習手法としては五感を重視しています。文化構築に自主的に参加するスタイルを貫徹させようというわけでしょう。
 読んでいるうちにふと、気がつきました。平和博物館構想を具体化すれば「夏休み自由研究」が完成してしまいますよ。たとえば、平和博物館<アニメコーナー>であれば、日本や世界のアニメを集めて、世界地図プラネタリウウムに印をし、印象的な場面を模写して、特徴的な手法を紹介すれば、高いレベルの自由研究になることでしょう。(8月9日)


 ≪編集部から≫ご提案をありがとうございました。平和を考える前向きで楽しい自由研究ができそうですね。小学生から中高生まで段階に応じた違いも出てきそうで、いい試みだなあと感じました。(編集長)

 おたよりありがとうございます。すばらしい提案で、僕もぜひ平和博物館構想を研究したいです。また研究にとどまらず、結果を発表し話し合う場を作ることで年齢を超えた意見交換ができ、自分の平和の意識を高めるだけでなく、平和を伝える力を身につけられると感じました。(菅近)

広島市中区
すずこ 67歳

 8月6日の14号を拝見。僕らの「博物館」の提案に賛成です。ただ、市民球場跡地だと、岡本太郎「明日の神話」誘致会もそこを希望していますし、千田町の広大跡地のことも含めて、こどもたちの意見を反映できるよう、話し合えるといいですね。
 立命館大学「国際平和ミュージアム」のことは、ラジオでの館長のお話に感激して見学に行きました。目立たない館ですが、国際的視野での展示と未来志向の提案があり、武器産業にお金が流れないように市民の銀行を作っている地域の地図が心に残りました。広島にないのが残念でしたが。
 編集後記に小坂さんが「どうしてそんな残虐な兵器を造る必要があったのか」と書いておられますが、兵器でも何でも売って儲けたい人たちがいるからだと思います。その人たちにしても本当は人を殺したいわけではないと思います。世界中に木を植えたり、災害救助に出かけたり、その他平和産業に変えたらいいですね。(8月7日)


 ≪編集部から≫メールをありがとうございました。立命館大学の国際平和ミュージアムの内容については記事のとおりですが、魅力満載のミュージアムでした。「ぜひ行ってみて」と何人もに勧めました。広島にもそんな博物館ができればいいですよね。
 いろいろな兵器を、誰が発案して、誰が構造を考えて、誰(どこ)が作ったのか。誰が最終的に使用を許可したのかまで、分かるというのもいいなと、すずこさんのおたよりを見ながら考えました。(編集長)

東大阪市
リナ 小6

私は今日、平和登校日で学校へ行き、改めて戦争のことを学びました。
そして、原爆や、放射線のことも改めて学びました。
放射線は、とても最悪だと、私は思います。
なぜなら、原爆から回避できたとしても、放射線を浴びることによって、後に苦しむことになってしまうからです。
戦争や原爆も最悪だと思いますが、それに続き、放射線もだと思います。
私はここで、「ねがい」という歌を聴きました。
そして、平和というものは何かと考えました。
私が思う平和は、「争いがなく、平等で、人々が笑顔で暮らせる」のが平和だと思います。
そして、その平和は「無理やり作る」のではなく「自然に楽しく」出来ていくものじゃないかと思います。
私がもう少し大きくなったら、「自然に楽しく出来ていく平和」だったらいいなと思います。(8月6日)


 ≪編集部から≫大阪からのメール、しかもジュニアライターと同世代からのメールをとてもうれしく読みました。
 千羽鶴のお話で知られる佐々木禎子(さだこ)さんも放射線のために亡くなりましたね。大阪や東京でも大きな空襲で何人もの方たちが亡くなっていますが、広島と長崎が「核兵器はとてもおそろしく、地球からなくさないといけない」と訴えている理由はそこにあるんですね。(編集長)

 ぼくも平和は自然に楽しくできるものだと思います。平和を思う気持ちは世界中の誰もが持っています。争いごとが起こるのは国や民族が持つ文化の違いを学習し、理解しない人がいるからです。あまり平和を意識しすぎず、だれとでも自然に接して、その人をしっかり理解することが大切だと感じます。(菅近)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

原爆・平和を報道するということは、何を報道すればいいのか。原爆の威力を報道することなのか。原爆の悲惨さを報道するのか。第13号では、人間を報道するのだといっている。しかし、被爆者を報道すればそれでいいというわけではない。
 「被爆者というくくりではなく」(高3・中重)「一人の人間としての被爆者を浮き彫りに」(中2・坂田)し「生の声や記憶を後世にきちんと残す」ために「被爆者の思いを時間をかけて聞くことが大切」(中1・今野)である。被爆者の気持ちに近づくために「想像力と共感力が必要」(今野)だという。
 原爆・平和問題を改めてひとりひとりの人間の問題として考えさせられました。


 ≪編集部から≫メールをありがとうございました。これまでジャーナリストは原爆・平和の問題を通して被爆者のことを考えているんだと思っていました。でも今回の取材を通じ、それが逆で、あくまで被爆経験のある一人一人の人生を見て、それが大きな報道につながっているんだと知りました。(中重)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

第12号を拝見して、軽いショックを受けました。新しい知見を得たということです。平和記念式典は広島市長の平和宣言を聞く会だと思っていました。そうではなく、広島市民をはじめとして地球人類すべてが参加すべきものだと言うことを気づかせてくださいました。
 なかでも、「歩行者天国にブース」が一番魅力的です。ジュニアライターもブースを設けたらどうでしょう。いままでの新聞記事すべてを掲示した壁面をバックに取材ノートや資料を展示するのです。そこに立ち寄った人たちとライターの間で自然に座談会が始まればいいなあと思いませんか。ひょっこりと広島市長が顔を出してくださればいっそう盛り上がりますよ。


 ≪編集部から≫

ありがとうございます。ジュニアライターも「ひろしま国」を掲示し、このホームページを見てもらうことなどを考えていました。イメージの基はフラワーフェスティバルのときのブースのようです。いつの日か実現するといいですね。(編集長)

「歩行者天国にブース」を通して、さまざまな平和活動をしている団体がお互いの取り組みを理解し、協力し合えるきっかけになればいいなと思います。(新山)

札幌市
松本 74歳

 いつも、ワクワクしながら読ませて頂いています。
特に12号はジュニアライターの皆さんの平和に対する真摯な取り組みに胸がいっぱいになりました。若い方達の、アイデアと行動力・・・そして説得力に素晴らしいなあ、羨ましいなあ!と。憲法9条を破棄したい人たちにこそ、本気で読み、見て、聴いてほしい!
 私は、12歳の時に広島で被爆しました。6年生の時、10里(40KM )もの山奥のお寺に、学童疎開しました。間もなく疎開先での子供たちの日常を、作文に書かされました。その作文は「戦争に勝つまでは」と勇ましく、「頑張っています」と言う健気な内容です。
 本当は、家に帰りたくて、父母を恋しくて、泣いていましたのに。
 ピカドンは10里も離れた山奥にまで、光も音も、爆発で破れ、壊れた物も飛来しました。そして黒い雨まで降ったのです。黒い雨は、疎開地に残っていた妹のブラウスの襟に、洗っても落ちないシミをのこしていました。
 私は、60年。あの日の事を、話す事が出来なかったのですが、このまま黙ってこの世を去るのは、あの日、行方不明の母の死と、沢山の死んでいかれた人たちに申し訳ない思いに駆られて遅まきながら、語りべとして、被爆体験を話はじめています。この気持ちは、ひろしま国のジュニアライターに触発された事にも有ります。
 平和への強い先導者であってくださいます事を、お願いいたします。


 ≪編集部から≫
メールをありがとうございます。被爆者の方からのメッセージも大きな励みになります。ひろしま国は新しいジュニアライターを加え、ますますパワーアップして続けます。これからもご意見、ご指摘をよろしくお願いいたします。(編集長)

私たちの記事が平和につながっていることをうれしく思います。これからも応援をよろしくお願いいたします。(新山)

広島市中区
すずこ 67歳

12号を拝見。「世界の声を広島から」という発想が新鮮ですね。こどもからの提案ということで、いっそう応援したくなります。

こども記者による「ひろしま国」創刊号を突然見たとき心に灯りが点った気持ちになりました。独立した2ペ−ジだから、これだけのけといて後でゆっくり読めるのもいいですね。全部とっていますよ。

今はカナダでのパグウォッシュ会議が終わったところですね。その記事が出るかなと楽しみにしています。

8月末ごろには世界連邦創設60周年記念の世界大会がスイスで開催とか。ジュニアライターが取材がに行けるとすばらしいですね。


 ≪編集部から≫
初のおたよりありがとうございます。これからももっと紙面を通して世界の声を発信していこうと思います。応援よろしくお願いいたします。(新山)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

第11号を拝見しました。アレキサンダー先生のワークショップの楽しさがよく分かる紙面になっておりました。読んでいる私も参加した気持ちになりうれしくなりました。
 「学び」の主人公がジュニアライターになっていることがこの企画が成功した大きな要素でしょう。「平和」という抽象的な概念を、具体的な「ひも」「色」「音」「絵」「象牙」から明らかにしようとする「学び」の手法が、みなさんの五感を刺激して、積極的に学習できた理由でしょう。次は、五感を働かせて広島原爆を学ぶワークショップを試みてみたいですね。


 ≪編集部から≫
おたよりありがとうございました。ワークショップをはじめ、今回の取材はジュニアライターにとって、かなりインパクトがあるものになったようです。「五感」の大切さを私たちも再認識しました。(編集長)

私たちの思いがすごく伝わったみたいでうれしいです。このワークショップにはいろんなバリエーションがあります。多くの人に体験してもらいたいです。(川本)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

第10号を拝見しました。
 ほぼ全紙面がジュニアライターが書いた記事です。見事です。2つの視点で感想を書かせてください。
 1つは「伝える」ということです。若い世代は伝えられる側だと思っていたが、実は伝える側でもあったと気づき、好きな方法で伝えようとするから、有効なのだと納得しています。(西田さん) 発信することから交流が始まり、その際好きで得意な手法が多彩に用意されているのです。このことを「自分の好きなことを生かすことで、平和に貢献する」(中重さん)と言っています。伝える手法はさまざまあって、好きな手法をどうぞご自由に使ってくださいということですね。
 2つめは、伝える「内容」のことです。被爆の実相を伝えるためには、悲惨な被爆状況から目をそむけることなく、忠実に描写することが伝える側の責務でしょう。ですから「小さい子にはショッキングでも、被爆の場面を省かなかったほか、細部にこだわりました」(中重さん) しかし、リアルに細部のすべてをあからさまにすることが最良の伝え方であるということにはなりません。「水性絵の具で、優しい色をつけます。黒こげの死体や赤茶けた廃墟を見た経験から自然と優しい色を選ぶのかも」(今野さん)という手法もありましょう。
 どのような内容を、どのような方法で、伝えるか。それは「自信を持って伝えようとする力強さ」(坂田さん)が第一なのでしょう。


 ≪編集部から≫
 いつも励ましのメールをありがとうございます。今回の取材の後、ジュニアライターの一人から「平和の取り組みをこんなにたくさんの人がやっていると分かってきた。平和活動は雲の上のような遠い存在だったけど、自分にもできる、やりたいと思うようになった」という感想を聞きました。成長を頼もしく思っています。(編集長)

フランス
あかね 23歳

 とても内容が豊かで、興味深く拝見させていただきました。
 被爆62年目を迎えるに当たって被爆者の方々の意志の「継続」が反核運動の一つのテーマとなってきていると思います。それに当たって10代の方々がこのように活動されているのは本当に意義深いことだと思います。
 また、現在私はフランスに留学中なのですが、一般の人の核兵器の恐ろしさに関する意識がとても低いということを感じます。それはやはり核兵器が「安全保障」の手段と見なされていて、実際にその兵器が使われたとき、被害を受けた人がどんなに苦しんだか、そして今現在も後遺症などと闘い続けている人がいるかという現状について驚くほど知られていないということが一つの原因としてあげられると思います。
 「核の傘」理論にみられるように、核廃絶は国際的に取り組んでいかなければいけない問題です。私もフランスでこの平和新聞をできるだけ多くの人に読んでもらえるよう、友人にこの新聞のことを話してみようと思います。


 ≪編集部から≫
 フランスからのおたよりをありがとうございました。英文サイトを含め、このサイトから日本とフランスの子どもたちの交流が生まれたらいいなぁと、夢見ています。(編集長)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

第9号を拝見しました。
 ますます充実した紙面になってきましたね。といいますのは、ジュニアライターの率直な意見がたくさん記事になってきました。今号でいえば「私たちにできることみんなで話し合ったよ」という欄が光っています。5人のライターが取材したデータをもとに意見を交わし、ときには悩み、ときには激しいやり取りがあったことでしょう。ライターの息吹が伝わるような記事でした。
 この平和新聞の主人公はきみたちジュニアライターです。主人公のますますの活躍を期待しております。


 ≪編集部から≫
 今回の取材は遠いところが多く、大変でした。お褒めの言葉を頂いてとてもうれしいです。ピエール嶋さんのおたよりには気づかされることが多くて、いつハラハラドキドキ。でも楽しみにしています。これからも私たちをあたたかく見守ってください。(新山)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

スマトラ沖地震支援の際「ヒロシマから来たというと現地の人がそれだけで勇気づけられた」という話を、吉岡逸登さんが記事にしています。ヒロシマは世界に通用する地名であり言葉だということを改めて認識させられました。ヒロシマに住み、遊び、学び、働く私たちはこのことをじゅうぶんに意識して暮らす必要がありそうです。いま、ジュニアライターのみなさんはその先頭に立って活躍しているわけです。

 HPS国際ボランティアを小坂しおりさんが紹介しています。記事を読みながら、面白いなあ、いいなあ、と思ったところがありました。若い16歳の松下英樹さんと高齢の68歳の佐藤広枝さんが「意気投合。一緒にNPO法人を設立しました。」という部分です。若い松下さんと高齢の佐藤さんの年齢差はじつに52歳です。半世紀以上も年齢が離れている2人が「意気投合」しているところがすばらしい。2人を結びつけた力は「ヒロシマ」の力ということができます。

 「ヒロシマ」をベースに編集されている『10代がつくる平和新聞』が多くの人々に読まれることを期待しております。


 ≪編集部から≫
 ヒロシマの知名度を、ぼくもうれしく感じました。ヒロシマが有名になったのは、原爆投下とその後の平和活動が主な原因と思います。もし、原爆が落ちなかったら有名にならなかったともいえます。ぼくは「原爆によって」というのは嫌なので、「平和活動によって」有名といわれるようにしたいです。自分自身はこの新聞作りなどを通して頑張ります。(吉岡)

米カリフォルニア
dan 49歳

 英文サイトの開設、おめでとうございます! 世界中の人々と、もっと交流できるようになりますね。この取材を通して世界についてしっかり学んでくれることを期待しています。

 願わくば、世界の人々は記事をそれぞれ違う観点から読んでいることを知り、話をすることによって彼らを理解し、彼らにもあなたたちを理解してもらうようにしてほしいです。世界中の人があなた達に賛成するわけではありません。大事なのは受け入れることです。ウエブサイトへの中傷にも注意してください。何度か日本に行ったことがありますが、私はまだ広島を訪れたことがありません。でも次の来日の時には広島に行けるでしょう。がんばってくださいね。


 ≪編集部から≫
 英文サイトへの初めてのお便りです。ジュニアライターを励まし、サジェスチョンをいただき、喜んでいます。英文サイトのバックナンバーはできるだけ早く更新する予定です。引き続きお楽しみに。(編集長)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

 フランス・マラコフ市のマルガテ市長さんと、ドイツ・ハノーバー市のバイル市長さんのメッセージが未来を見つめて力強くステキだな。特に、編集後記で今野さんが紹介している「広島の若者は『大使』として重要な存在なのです」という言葉はジュニアライターにぴったりの言葉ですね。

 市長のメッセージということでいえば、このほど、広島市の秋葉市長がウィーンで開催されたNPT再検討準備委で演説されました。中国新聞では演説内容の一部しか掲載されておりません。「ひろしま国」で演説の重要部分を紹介する(英文を含めて)というアイデアもいいのではないでしょうか。

 今号の編集後記は内容がゆたかで読みごたえがありました。ジュニアライターの個性もはっきりしておりました。文のかたちが多様なので、楽しく読みました。次号が楽しみです。


 ≪編集部から≫
 お便りありがとうございます。いつも貴重なアドバイスやご提案を頂き、本当に感謝しています。秋葉市長の演説の重要な部分を抜粋するという案、とてもいいと思います。ひろしま国なりに子どもたちにも読みやすい文章に直してHP上に取り上げてみたら、今回の内容がより深まりますね。(中重)

 「大使として重要な存在」ということがジュニアライターにピッタリと言ってもらってうれしいです。次回もお便りを待っています。(今野)

フランス
P魂s 25歳

今回の号も充実した内容で、フランスにいながら広島の事を少しずつでも学んでいる気がします。

 そして今回は『おたよりコーナー』にあった疑問がとても身近に感じました。僕も東京が出身地なので、学校で東京大空襲を勉強していたのかと思われることがあります。しかしながら、小学生の時にそんな勉強をした記憶はまったくありません。中学でも戦争についての授業は・・・思い出せません。高校でようやく沖縄に修学旅行に行った際に体験者の話を聞く機会がありました。

 きっと地域によって様々だとは思いますが、僕の年代でこの状況だと今の小学生はまったくといっていいほど無知なのではと思ったりもします。僕の子供の頃は『はだしのゲン』や『火垂るの墓』など有名なアニメがありました。子供ながらに怖くて見たくない映像の一つでした。ジュニアライターの皆さんは僕よりも若いですが、他県のそういった学習状況は聞いた事があったりするのでしょうか?


 ≪編集部から≫
 広島では毎年夏になると平和学習が始まり、平和について考える機会があるのですが、他県の状況は聞いたことがありません。しかし、他県の学生が平和公園を訪れて折り鶴をささげている光景をよく目にします。遠く離れていても広島について学び、平和を考えているのだと感じることができます。住んでいる地域に関係なく、多くの学生に広島について学んでほしいです。(菅近)

 私は広島出身ではありません。小学3年生まで福岡に住んでいました。P魂sさんが言われるとおり、平和学習は地域によってさまざまだと思います。そして誤解も生じているようです。広島の人たちは当然のことのように平和学習が全国で行われていると思っています。また反対に広島は総合学習のほとんどの時間が平和学習にとられ、普通の勉強をする時間が少なくなっていると誤解している人もたくさんいるようです。こんな偏見や誤解を生じないように「ひろしま国」を通じて全国に、世界に発信したいと思っています。(坂田)

呉市
佐古 脩 中学3年

まず、伊藤一長 前長崎市長のご冥福をお祈りします。2020年までに核兵器ゼロ計画の貴重な力を失ったことはとても惜しいです。しかし、彼の遺志はかつて原爆の破壊を受けた長崎の代々の市長に受け継がれてゆくものだと信じています。平和市長会議というものがそう信じさせてくれるような気がします。
 第7号の記事はインパクトがあって、伝えようとしていることが分かりやすいです。まず、平和市長会議の写真、その横には秋葉さんのインタビュー、そして市長一人一人が主役のように外国人の二人の方をのせています。もっとこの平和市長会議のことの情報を集めたいと思います。しかし、イラク戦争のように核兵器の議論が戦争という最悪の事態は絶対に避けなければならないと思います。「核兵器がないのが常識」、それを2020年を意識して見据えて生きたいです。これからもがんばってください。


 ≪編集部から≫
 おたよりありがとうございました。2020年までに核兵器を廃絶できるよう、この新聞を通して一人でも多くの人に平和の意識を持ってもらいたいと思います。またそんな記事が書けるように頑張ります。(西田)

埼玉県和光市
きょろりん 39歳

私は両親共に広島で被爆した2世です。結婚して埼玉に移住し、昨年子供が都内の小学校に入学しました。ここで疑問なのですが最近の小学生は学校で戦争について学ぶ時間を持たないのでしょうか?都内なので広島・長崎よりも東京大空襲かとも思いますが昨年そういった類の学習時間はなかったようです。私たちの世代では夏休みのテキストに原爆についての作文等が掲載されており、登校し(8月6日前後だったと記憶していますが)原爆について学ぶ機会がありました。これは広島市の小学校だったからこその経験なのでしょうか?被爆者の高齢化による被爆体験の風化が問題になっていますが、こうした場が無い事に戸惑いを持っています。実家の父はすでに他界し母も65歳を超え、健康面で不安が出てきました。今のうちに孫に自分の被爆体験を語ってもらっておこうかとも考えています。


 ≪編集部から≫
 私は小学1,2年生のころ、父の仕事の関係で神奈川県にいました。そのころ、広島や長崎のことを勉強した記憶がありません。私の場合は夏休みなどに広島に帰り、祖母に原爆資料館に連れて行ってもらったりしていました。やはり身近に原爆のことを伝えるものがあるのとないのでは大きな違いがあるようです。その差を、被爆体験を語ることのできる人が生きているうちになくしていきたいです。(岡田)

 私は小学生のころ、毎年戦争について学んでいました。広島市内の学校でしたが、その内容は毎年同じで表面的なことばかりだと感じました。被爆体験はほとんど勉強しなかったので、祖母の書いた本を読んで戦争の恐ろしさにびっくりしました。実際の体験は人の心を動かします。被爆体験をぜひ語り継いでほしいです。(岩田)

 ぼくが通っていた広島市立の小学校では週に一回ある総合学習の時間にときどき戦争、特に原爆のことについて勉強していました。授業数も多くて、被爆者を招いたりと、中身も充実していたと思います。(見越)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

編集後記を読みながら感じたことです。
 取材の楽しみや苦労とともに平和への関心が一段と高まっており、ライターらしくなってきましたね。
 ところが、少し物足りない感じがしました。なんとなく文に訴える力が足らないのです。なぜだろうと考えてみました。文末に「思います」「思いました」が多いのです。5名中4名が「思い」なのです。「思い」として自分の気持ちを表現しているのですが、その「思い」の基になる事実は書いていないから、「思い」だけが先走って読んでいる私の胸に届かないのでしょう。極めて少ない字数で文を書くのですから大変ですが、これもライター修行の一つです。ご奮闘を期待しております。


 ≪編集部から≫
 貴重なご意見をありがとうございました。こうして読者からご指摘をもらうことで、どうやって自分の気持ちを伝えるべきなのかを考え直すことができました。次はもっと人の心に届くものを書きたいです。(本川)

 お手紙をありがとうございます。読者の心に響くような文を書けるよう努力します。(岡田)  

フランス
美帆シボ 57歳

皆さん、お元気ですか。パリ周辺は桜桃の木が満開。 6 月に実るサクランボが楽しみです。
 ところで、今日は私に届いた松本さんのお手紙の抜粋を紹介したいと思います。
 彼女は札幌にお住まいですが、 12 歳のとき広島で被爆なさいました。以前、松本さんが訪仏されたとき、フランスの著名な科学雑誌『科学と未来』の取材に応じていただきました。また、アメリカに在住の息子さんの勧めで、これからアメリカでの原爆展や証言も計画しています。以下がお手紙です。
 「『ひろしま国』のジュニア・ライターの働きをすばらしいなーと毎回読んでおりますが、なかなかお便りコーナーに送信できないでいます。なぜかと申しますと、被爆した本人でありますのに、あまりに知らなかったことばかりで、知らないというより、知ろうとしなかった故(ゆえ)の無知に恥ずかしい思いが先にたってしまいます。新聞の回が重なる度に濃い内容になっていますので、驚きながら読んでいます…。美帆さんが送ってくださった『ひろしま国』の趣旨とホームページのアドレスをコピーして、知人や『被爆者の会』にも伝えています」
 隠れた読者の声をお伝えしました。これからの号も楽しみにしています。


 ≪編集部から≫広島の平和公園の桜は散り始めです。先日、鹿児島の知覧特攻平和会館に行ってきました。そこの桜も見事でしたよ。
 さて、被爆者からのお便りを転送していただきありがとうございます。「回が重なるたびに濃い内容」という言葉を励みに、ジュニアライターも頑張ります。ひろしま国のサイトの英文化作業も順調に進んでいます。お楽しみに。(編集長)

廿日市市
ピエール嶋 70歳

編集後記を楽しみにしています。なんとなくゆったりした気持ちで読めるのです。ジュニアライターの息吹が伝わってきます。
 第5号ともなると、ライターに余裕が出てきていますね。真剣な取材活動の中にもゆとりが感じられます。ユーモアといってもいいでしょうか。


 ≪編集部から≫お誕生日を迎えられたようですね。おめでとうございます。ジュニアライターも4月から学年が一つ上がります。また少し成長した記事と、編集後記をお楽しみに。(編集長)

カザフスタン
マディナ 高校3年生

 みなさま、こんにちは。お元気ですか?帰国して3週間ほど経ちました。私は元気です。学校がすごく忙しいから時間がぜんぜんありません。4号を読んで一緒にすごした時間を思い出しました。ジュニアライターの仕事は忙しいですか?新しいことを勉強していますか?
お母さんと妹と一緒にホームページを見ました。いい新聞だねって言っていましたよ。頑張ってくださいね。


 ≪編集部から≫ジュニアライターのマディナさん、帰国後初めてのメールをありがとう。カザフスタンでは3年生に戻りましたね。会議のときの紹介すると、みんなも喜んでいたよ。また感想やカザフスタンのことなどを書いてくださいね。(編集長)

フランス
P魂s 25歳

 毎回、最新号が出るのを楽しみにフランス生活をおくっています。 NYに住んでいる明日香さんの話にあるように、フランスでも日本で東京の次に有名な都市は間違いなく『広島』だと思う事がしばしばあります。こちらで一緒に働く同僚達の中にも日本で知ってるのは、『東京と広島だ』と言っていますしね。
 それから、『平和力』って言葉は本当にあると思います。広島に修学旅行に行った高校生は誰もが平和への関心が強まりますし、それは長崎や沖縄も同じだと思っています。
 しかし、日本のどの地域にも戦争の傷跡は残っているので、前文の三都市だけでは無く自分の住んでる町の過去に興味を持っていってくれると更に身近に平和力を感じてくれるのではと思います。


 ≪編集部から≫そうですね。世界のどこにでも「平和力」の種はありますよね。そこに気づくことが大事ですね。みんなが意識できるために何ができるか、ジュニアライターとともに知恵を絞っていきます。(編集長)

廿日市市
ピエール嶋 69歳

 県外の友達に本紙を送っております。その中の一人から感想が届きました。出版社で編集を担当しているその友達は「今回のアンケートは希望が持てる数字ですね」と書いてくれました。同感です。さらに元気を出して、私たち「ひろしま国」の「平和力」を高めていきましょう。


 ≪編集部から≫「私たち」という言葉に感動しました。今さらながらですが、ありがとうございます。また、県外のお友達に新聞を送っていただいているようですね。うれしいです。「ひろしま国」を通して一人、また一人と、平和について今一度考える人が増えることを期待しています。(編集長)

広島市中区
護国寺 30歳

こども新聞の「ひろしま国」、大人の身ながらいつも楽しみにしております。

 特に8・6探検隊は、以前から疑問だった事を周辺事項とともに分かりやすく説明し てくださっているので、
 広島市民として知っておくべき知識を深め、考えるべき問題を示してくれる、よい記 事だと思います。
 最新号では、原爆の犠牲者数について、自治体が該当戸籍をカウントせずに抹消して いる、という事実に大変驚きました。
 ハッキリとした数字を割り出す事が直接的に平和に貢献するか、といえば必ずしもそ うとは言えないと思いますが、広島に生きた人間が原爆の犠牲になった記録をぞんざいに扱っていい道理はありませ ん。
 広島で過去に起こった悲しい出来事の記録は、捻じ曲げられたり風化させたりしては ならない、平和への道標なのだな、という事をあらためて確認しました。
 これからも「ひろしま国」の記事、楽しみにしてます。


 ≪編集部から≫おたよりありがとうございました。一人一人の命は大きい問題なのに、被爆者全体の「数」になったときに、なぜ数万人ものあいまいさが出るのか、素朴な疑問からアプローチしてみました。しかし、取材を進めても自分の中で釈然としない気持ちが募るばかりでした。その思いが伝わったようでうれしいです。被爆後62年がたとうとしていますが、まだ当時を知る人たちがご存命です。今が誤差を少しでも少なくできる、最後のチャンスではないかと感じています。(森岡)

フランス
美帆シボ 57歳

広島はすっかり春の陽気でしょうね。
 3号の特集「憲法」、そして他の記事もしっかり読ませていただきました。
 3月6日にボリビアの大統領が東京で
「 (日本の憲法第九条を念頭に )戦争放棄を(自国の)憲法改正でも掲げたい」 と語ったそうですね。このニュースはフランスの新聞で知りました。
私がフランスで原爆の実相を伝える活動を始めたころ、 「日本は第二次世界大戦中、アジアで大虐殺を行ったのに、 ドイツのように戦争責任をちゃんと表明してない」としばしば批判されました。
 そう言われると、原爆の話をしにくくなりますが、
 日本国憲法第九条の「戦争の放棄」の話をすると、耳を傾けてくれました。
 ですから、 1986年に私たちがフランスで出版した
 『青い地球を守るためのメッセージ』という本に第九条のフランス語訳を掲載して、日本人の平和の意思を伝えてきました。
 ところが、最近フランスのマスコミは、「今、この日本国憲法が脅かされていて、 特に『九条』が放棄される可能性がある」と伝えています。
 皆様の特集「憲法」は日本だけでなく、世界平和の問題を含めて考える 良い機会になると思います。


 ≪編集部から≫フランスからのおたよりをありがとうございました。海外でも読んでいただけているのはうれしいです。もっともっと頑張らねば…(編集長)

お便りありがとうございました。第9条は世界に誇れる憲法だと思います。世界の多くの人に9条の存在を知ってもらい、戦争放棄を憲法に掲げてほしいです。(新山)

廿日市市
ピエール嶋 69歳

 第3号を拝見しました。知らなかったことを教えていただきました。

 世界約180国の憲法のうち150が平和主義を盛り込んでいるそうですね。平和主義の広がりに驚きながら喜びました。戦争と平和の問題は国政の最大問題だということでしょう。日本国憲法はその先頭に立っていることを確認できました。

 コスタリカで、米国のイラク攻撃支持の政府を1人の大学生が「米国支持は違憲」として訴えました。「米国支持は違憲」という判決が出て、政府は米国支持を取り下げました。この出来事を私は知りませんでした。コスタリカファンとしてはうれしいニュースでした。また、末尾の「コスタリカ憲法の精神は守られた」は力強い結語で好きです。

 次号からも新しい知見を得ることを楽しみにしております。


 ≪編集部から≫各国の憲法にこんなにも「平和」が盛り込まれているとは私も驚きでした。平和を求めない人はいないわけですから、当然といえば当然なのでしょうけれど。「ひろしま国」の憲法も、しっかりそれらの精神を吸収して、より充実した内容になれば、と願っています。(編集長)

広島市東区
ゆいさん 67歳

きょうの中国新聞をよんでこの企画があることを知りました。

広島から世界へ、ジュニアの目から提案、発信、平和へのねがい素晴らしい企画ですね

ジュニアのみなさんが、しっかりとした志を立てて持ち続ける(立志)社会でのお役立ちについて大きな原動力になりますね。

拝見して新たに気づきをいただくとともに、一つのご提案となればうれしいです。

近頃の社会や学校で起こる人と人が関わり合うなかでの問題点からさまざまな事件が生じて、多くの人たちが将来に心配を抱いたいます。

そこには「ことばのはたらき」が大きく関わっています。

大人のいじめ、子どもたちのいじめも、ことばからですね。

そんなことから『ことばの武力もたない宣言』をご提案したいと思います。

そのためにはどうしたらいいのか。

みなさんで考えていただければありがたいです。


 ≪編集部から≫おたよりのアップが遅れて申し訳ありませんでした。3号発刊の日にメールをいただきました。
 ご提案をありがとうございます。言葉は確かに大事ですね。「ことばの武力もたない宣言」もすばらしいアイデアだと思います。ジュニアライターの受け止めを週明けにアップさせてもらいます。お待ちください。(編集長)

呉市
佐古 脩 中学2年

<平和裁判所をつくろうよ について>

 「平和裁判所」つくること自体は良いことだと思いました。しかし、今後の課題は世界中から選ぶ裁判官の資格だと思います。当然、裁判官の判断が決定的となるわけですから不公平にしないよう堂々とした人物が適当だと思います。

・誰もが提訴できる、ということについて・ これには問題点があるように思えます。

例えば、間違った情報を理由に提訴すれば国民投票において投票者がその情報で判断するからです。多くの情報が錯交する現代において、噂でしかない情報はたくさんあると考えています。まず、そのとりしまりからはじめたらどうでしょうか。

そして、国民投票で未成年が投票するというのは裁判の正当さを欠くと考えています。「子どもは純粋」としていますが、それ故に与えられた情報を素直にうけとめすぎなところがあると思います。日本でも裁判員制度が施行されるように情報が、人の運命を大きく左右させる世の中になってきています。だから、ポイントは「情報」だということです。戦争を体験していない、自分も含めての子どもは戦争を甘く見がちなところ少しばかりあると思います。ですから、ジュニアライターのみなさん、中国新聞社の皆さんにはこれからも平和のための情報を発信し続けてほしいです。新聞を読んでくれている人達はいつもアンテナをひろげていてくれると思います。


 ≪編集部から≫メールをありがとうございました。平和裁判所の具体的な運営についてきちんと考えてもらい、うれしいです。実現するには大事なご意見だと思います。また情報の重要性や、危険性についてもしっかり認識しておられますね。ジュニアライターも私たちも肝に銘じて頑張りたいと思います。またお便りくださいね。(編集長)

フランス
美帆シボ 57歳

ジュニア・ライターの皆さん、2号も充実した記事をありがとう。
 「ひろしま国」を読むと、元気になるので、友人たちにも紹介しています。
 それに「おたより」を読むのも楽しみです。
 平和裁判所はなかなかのアイデアですね。
 ただし、「裁判所が判決で、賠償金の支払いを命じたとき、各国はその一部をもらうことができます」という考えについて、なぜ投票国も利益を得られるのか、わかりませんでした。
 たぶん、理由があると思いますから、もう少し説明してほしかったな、と思います。
 それから、イラク戦争のことですが、イラクの石油を手にいれたかったアメリカが、表向きには「イラクが大量破壊兵器を持っている」ことを理由に戦争を仕掛けました。 でも、アメリカも大量破壊兵器を持っています。
 しかも、国連の安全保障理事国はすべて核兵器保有国です。
 安全保障理事国だったら核を保有してよいわけではありません。
 だから、平和裁判所があれば、こういう根本的な問題もとりあつかうことができると思います。
 また、戦争や紛争の原因のなかで、とてもむずかしいのは、兵器の売買です。
 兵器でもうける人たちは戦争や紛争がないと商売になりません。
 一方、兵器産業を平和産業に変えようとする人々もいます。
 では、3号も楽しみにしています。


 ≪編集部から≫創刊号の「世界の中のヒロシマ」に寄稿していただいた美帆シボさん、おたよりをありがとうございました。
 これからもいろいろとご指摘やご指導をよろしくお願いいたします。(編集長)

 おたよりありがとうございます。美帆シボさんのおっしゃるように、平和裁判所があれば、世界のさまざまな問題を解決に導けるのではないかと私たちも考えています。時間はかかるかもしれませんが、このような施設があれば、世界が平和になることは可能だと思っています。
 投票国が利益を得られる理由は、投票するために時間も手間もかかるので、必ず投票してくれるとは限りません。そこでその代償として利益を与えることで世界中の国に投票をしてもらおうと考えたのです。
 これからも一生懸命やっていきますのでよろしくお願いします。(多賀谷)

東広島市
すぬーぴー 大学院博士課程前期1年

 とても素晴らしい取り組みですね。
 平和裁判所は、とってもいいアイディアだと思います!
 私は、平和教育について勉強している院生です。平和教育学の分野では、「ピースメーカー」という考え方があります。皆がよく知る、キング牧師やマザー・テレサ、ガンジーという有名人から、自分の周りで、自分が平和だと思える環境をつくってくれている人(親、友人、教師・・・)のことまでさします。平和だと思える、というのは、自分をハッピーにしてくれる、と読み替えてもいいかもしれません。これを広島の文脈にあてはめると、被爆体験を語る人々や平和運動をしている人にもなるし、様々な復興支援をしている人、生活していく中で生じた難しい問題を平和的に解決した人…そして、誰もが自分自身がピースメーカーになれるのだと思います。だから、この新聞を作っているジュニアライターの方たちは、既に平和のために動いているひろしまの「ピースメーカー」だと思います。
これからも楽しみにしています。がんばってください!


 ≪編集部から≫励ましのお言葉をありがとうございます。「ピースメーカー」の意識を持って、ジュニアライターたちはますます活躍しますよ。(編集長)

 おたよりと応援の言葉をありがとうございます。私は「ピースメーカー」という考え方を初めて知りました。私も平和=ハッピーじゃないかと思います。なので、実は世界が平和になるためには、もっと簡単なことから見ていかないといけないんじゃないかなと思います。それと同時に「ピースメーカー」は、もっと簡単になれるものなんじゃないかなと思いました。
 私たちの新聞を読んで、少しでも「ピースメーカー」が増えてくれるとうれしいです。これからも頑張っていくので、次号も楽しみにしていてください。(川本)

東広島市
Ms.Kawamoto 39歳

 とてもいい企画だと思います。特に、「英語に挑戦」のコーナーは中・高生の課題にぴったりだと思います。自分自身、学校に勤めていますので、ひろしまのことを世界に発信できる生徒を育てていきたいと常々考えていたので、ぜひ授業に活用したいです。
要望があるのですが。。
 投稿の期間が、たった5日と短いので、授業で提案するのに日数が足りません。もう少し締め切りを延ばしてはもらえないでしょうか??


 ≪編集部から≫要望をいただきありがとうございました。しかし、今のところ2週間に1回の発行をしており、ベックさんにすべてを読んで、講評してもらう時間を考えると、期間は5日間が限度なんです。申し訳ありません。ただ4月は統一地方選の関係で1週間ずらすため、5号と6号の間はは3週間あります。このときには締め切りを延ばそうと考えています。紙面製作のスケジュールだと、ご理解いただければ幸いです。(編集長)

廿日市市
ピエール嶋 69歳

 平和裁判所。いいアイデアだなあ。場所はひろしま国、誰でも提訴できる。とうぜんこどもでも提訴できる。気に入りました。
 写真もいい。破壊と殺戮のブッシュ大統領と、いのちと未来を象徴する母子を対角線上に対比させたジュニアライターに拍手を送ります。しかも、母子の写真を上部に配置するなんてすばらしいデザインセンスです。
 それにしても21世紀の争いは、国と国の戦争ではなく、民族、人種、宗教、地域をめぐる紛争がほとんどですね。世界地図に表されている16の戦争・紛争のうち13が紛争ですし、戦争に分類されている3つも紛争ともいえるものでしょう。こんな世界情勢だから、平和裁判所が活躍する領域がたくさんありそうです。
 英語はわかりませんが、「英語に挑戦」の解説を興味深くよみました。「大きな数はそのまま数字で書くのが一番ですね」と書いてありました。なるほど、115万人よりも、1,150,000人のほうが実感が湧きますね。


 ≪編集部から≫いつもしっかり読んでいただきありがとうございます。これからもジュニアライターたちがいろんなアイデアを出してくれると思います。お楽しみに。そうそう、実は紙面のレイアウトと見出しについては新聞社の記者がやっているんですよ(編集長)
 
 お便りありがとうございます。こういうお便りは励みになります。私は小学5年生なので、今回のテーマはちょっと難しかったです。だけど、みんなが知っておかないといけないことですよね。紛争・戦争、殺人や強盗と、ちょっと残酷な今の世の中を変えていけるようなそんなアイデアです。平和裁判所って本当にあったらいいですね。これからもこんなアイデアを出していくので次号も楽しみにしていてください。(小坂)

フランス
P魂s 25歳

 とても、興味深い取り組みだと思います。みほさんの紹介でネットですが拝見させていただきました。今はお菓子の修行でフランスに滞在中ですが、次回も楽しみにしていますので、頑張ってください。英語で・・・・・ってのは、外国では絶対欲しいものなので、難しいかもしれませんが取り組んでいって欲しいです。


 ≪編集部から≫フランスからの投稿、とてもうれしいです。海外でも読んでいただいているのは励みになります。ホームページの英語版については、実現に向け頑張っているところです。(編集長)

広島市南区
大成さん 小学5年

 いろいろな人に「ねがい」の歌詞を作ってもらって、コメントを一緒にのせていて、これはいいな、と思いました。また、「8・6探検隊」では、原爆投下時刻は本当かと、常識のはずのことをうたがって調べてみているのは、おもしろいと思います。私は、「原爆投下は8時15分」ということに、今までは何の不思議も感じていませんでした。でも、記事を読んで、いろいろな説があるんだなあ、どれが本当なんだろう、と思いました。それと、外国にもしっかりふれているのは、とてもいいことだと思います。平和のことには、やっぱり外国にふれることも大事なんですね。


 ≪編集部から≫
 メールありがとうございました。常識を疑ってみることを「おもしろい」と感じてもらい非常にうれしいです。第2号がもうすぐ。楽しみにしておいてください。(編集長)

広島市東区
瀬野川大好き 53歳

 ひろしま国のスタートにあたり、紹介してあった『ねがい』の曲はぴったりというか、テーマソング感覚というと失礼かもと思いますが、とても新鮮でした。毎回または時々でも紹介し続けて欲しいなと思いました。そのとき、障害をもつ人もいるので、ねがいの曲の歌詞を手話表現で〈手話辞典のようにイラスト付を希望)教えて欲しいなと思いました。欲ばって点字ではどうなのかな?とも思います。10代がつくる平和新聞にはいろいろチャレンジがみられ、大人が読んでも関心をもって新鮮に受け止められる内容だと感じます。


 ≪編集部から≫
 手話についてはホームページ(HP)上でできないか検討させてください。点字はHPでも新聞紙でも難しいですね。HPで歌は聴けるのですが・・・(編集長)

広島市中区
ササミ 小学5年

 まず、もっと明るい新聞になると思ってました。未来に向かっての明るい記事じゃなかったことが残念でした。
 小学生が読むにはむずかしい新聞でした。むずかしい漢字も多かったです。友達は写真だけ見て、中を読む気にはなれなかったそうです。なぜ、民俗衣裳をきて歌をうたっているのかと思ったらしい。
 私は「ねがい」を知りませんでした。友達も「ねがい」について知っている子はいなかったし…なぜ「ねがい」を題材にしたのか判らなかった。それなら、今流行っている「千の風になって」とか「翼をください」とかの方がよかった気がします。
 英語の訳も私は英語検定5級だけど、とても作れないと思いました。
 ただ、「探検隊」の原爆投下の時刻については、違うかもしれないことが良くわかったし、始めて知りました。今度は、何故広島に原爆が落とされたのかをやって欲しいと思います。落された後のことしか学校では教えてもらえないけど、理由があると思うからです。
 あと、なるほどキーワードをつけたのは良かったと思います。
 次回からは明るい未来に向かった新聞になるといいと思います。


 ≪編集部から≫
 メールありがとうございました。少し難しかったでしょうか。難しい漢字にはルビをふるなど、分かりやすくなるよう考えてみます。またおたよりくださいね。(編集長)  

熊本県
月あかり 44歳

 ジュニアライターのみなさん、こんにちは。「10代がつくる平和新聞ひろしま国」創刊号を読みました。みなさんが「希望の持てる世界への道筋」を真剣に考えていることがよく伝わりました。 すでにご紹介のあったおたよりと重ならないようにして、印象に残った部分をあげます。
 「平和のためにはみんなで力を合わせること。それは、だれにでもできることです」(サディコワさん)「世の中の流れに安易に乗っかるのではなく、自分の価値観をしっかりと持って考えてほしい」(菅近さん)
 私はかつて長崎に住んでいましたが、地道に平和運動をされていたある方が言われていた
 「平和運動は、被害者、加害者ということをこえ、また、国境をこえたものでなければ」という言葉を覚えています。家族など愛する者への思いや、安らかに生きたいという願いは、すべての人に共通です。
 みなさんのご活躍をこれからも楽しみにしております。


 ≪編集部から≫
 お便りありがとうございました。長崎で平和運動をされていた方の言葉に重みを感じますね。(編集長)

 感想ありがとうございます。初めて原稿が新聞に載って、読者からメールをもらってすごくうれしかった。今度も頑張ります。楽しみにしてください。カザフスタンに帰っても、ジュニアライターと一緒に学んだこと、感想を読者からいただいたことは忘れられないと思います。(サディコワ)

 お便りありがとうございます。「自分の価値観をしっかり持って」というのは自分自身に投げかけた言葉でもあります。しっかりと価値観を持って平和について考えていきたいと思います。(菅近)

廿日市市
ピエール嶋 69歳

 ジュニアライターのみなさん。こんにちは。
 「10代がつくる平和新聞ひろしま国」創刊号を読みました。
 明るくさわやかな紙面ですね。緑色とオレンジ色が印象的です。
 平和を願いながら活字をたどりました。赤線を引いたところです。「命や人生、人間関係をより深く考えるようになりました」(サディコワさん)、「平和とは自分たちの思いを自由に発信できること」(菅近さん)、「『あなたを見捨てません』というメッセージを伝えることが、被災者にとって絶望から希望を見いだす勇気となる」(西田さん)、「平和はあいさつや笑顔、思いやりなど、身近なところから広がっていくもの」(中重さん)、「芸術でメッセージを伝えるのは、たくさんの人にすんなりと受け入れてもらえる」(坂田さん)
 取材に執筆にご活躍ください。
 次号を楽しみにしております。


 ≪編集部から≫
 メール第1号ありがとうございました。じっくり読んでいただいたようですね。2,3号を担当するジュニアライターにも励みになります。次号以降もお楽しみに!(編集長)

 第1号のメールありがとうございます。赤線を引いて読んでいただいたこと、とてもうれしいです。これからも頑張って取材をしたり、記事を書いたりしたいと思うので、次からも楽しみにしていてください。またメールもよろしくお願いします。(坂田)

 感想ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。感想待っています。(今野)