著名人の賛同文や参加呼び掛け掲載
被爆者や若者らを核保有国や紛争地に派遣し、核戦争の被害実態とともに、広島市民、県民がはぐくんできた「平和と和解」のメッセージを伝える「広島世界平和ミッション」(広島国際文化財団主催)のホームページ(HP)が十三日、開設された。
ミッションへの参加や募金の呼び掛け、著名人から寄せられた賛同のメッセージ、派遣先の実情を伝える記事などを随時掲載し、紙面と同時に多角的に内容を紹介する。
元日付の中国新聞特集を再録した関連記事では、女優の吉永小百合さん、歌手の浜田省吾さん、ノーベル平和賞受賞者でパグウォッシュ会議名誉会長のジョセフ・ロートブラットさんら七人のメッセージを掲載。浜田さんについては、一九八七年に六十九歳でがんのために亡くなった父親の被爆体験を含め、紙面では紹介できなかった全文を載せた。
平和ミッションは三月末を目途に、第一陣を「中東・アフリカ」地域に派遣。被爆六十周年の二〇〇五年五月までに、南アジア、北東アジア、欧州・ロシア、北米の計五地域を目指す。
【写真説明】賛同者のメッセージや募集要項などを盛り込んだ広島世界平和ミッションのHP
   
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