english
Let's Share Hiroshima!

外国でも平和を話し合うために

暖かい春の日を楽しんでいますか。もうゴールデンウイークですよ。でも英語の勉強も忘れないで。私もひろしまフラワーフェスティバルに娘と一緒に行こうと思っていますが、バスの中で日本語を勉強します。約束しますね。

前回から「ひろしま国」のホームページ(HP)で、解答の英文を私が読み、発音を勉強する皆さんに役立つようにしました。バックナンバーも聞くことができます。もし新聞が見つからなくても、HPを見れば、創刊号に出た私の自己紹介を含め、以前の記事が読めますよ。この音読がみんなの役に立つことを願っています。今回の課題も頑張ってね。

アダム・ベック アダム・ベック

米国イリノイ州出身。ニューヨークの大学と、サンフランシスコの大学院で演劇を勉強。大学院生のときに「ピースコール」というボランティアとして、ヨーロッパのチェコで英語の先生をした。広島市安佐北区在住。

前回の課題

爆弾がさく裂すると、火は街を急速に覆いました。爆風から生き延びた人も炎から逃げなければなりませんでした。しかしある者は倒れた建物の下敷きになり、逃げることができませんでした。別の者は川に飛び込み、おぼれました。重傷を負った群衆は、避難所を探し散り散りになりました。

解答例 クリックすると解答を聞くことができます。(MP3ファイル)

  1. After the bomb exploded, fire quickly spread throughout the city.
  2. Survivors of the blast had to flee from the flames.
  3. But some were trapped under fallen buildings and couldn't escape.
  4. Others plunged into the rivers and drowned in the water.
  5. Crowds of people, badly wounded, staggered away to find refuge.

  1. spread という動詞は火を表現するときによく使います。東区の helix さんはこれを使っていました。cover でもいいけれど、こっちの方がこの文章では自然だと思います。
  2. 私は flee にしましたが、東広島市の八本松中の宮田&正力さんの escape や佐伯区の Jun ちゃんさんの run away でもいいですよ。
  3. この文章には安佐南区のたくみーさんがやっていたように、trapped が一番いいかもしれません。ほかに pinned や buried も大丈夫。辞書の中には crushed と書いたものもありますが、もっと特別な状況に限って使うので、一般的な文章にはそぐいません。
  4. others は大崎中のミユさんや広島修道大のまちゃこさんのように other people でもいいです。私がこうしたのは、some と others は一緒に使うことがよくあり、前の文章に some を使っているからです。
  5. 文章では、形容詞はいつも名詞の前に来るとは限りません。この場合、形容詞的な badly wounded というフレーズは、crowds of people という名詞の後に来る方がしっくりきます。こういうときは、形容詞はコンマで囲みますよ。

英訳してみよう!!

英語翻訳の応募は、下のフォームから送れます。どしどしチャレンジしてね。

今回の例文

爆弾がさく裂してしばらくして、雨が降り始めました。爆発から生じたほこりと炎からのすすで、雨は黒く、ねばねばしていました。この降雨は気温を急激に下げました。裸や薄着の生存者は寒さに震えました。そのとき、彼らはこの黒い雨が放射能を含んでいることを全く知りませんでした。

※締め切りは5月4日(必着)です。

英訳のヒント
【ほこり - dust】【すす - soot】【ねばねばした - sticky】【降雨 - rainfall】【震える - shiver】【放射能を含んだ - radioactive】
全部の項目に書き込んだら、最後に送信ボタンを押してね!
英語訳
名前
ハンドルネーム
(掲載時に本名以外を希望の方)
性別
男性女性
住所( 都道府県 )
住所( 市町村以下住所 )
メールアドレス
学校名(職業)
学年(年令)