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核施設見学や平和授業 第四陣、ウクライナ到着 '04/10/21

 【セバストポリ20日岡田浩一】ロシアを訪ねていた広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)の第四陣メンバー四人は、モスクワから空路第二の訪問国ウクライナのセバストポリ市に到着し、二十日から本格的な活動を始めた。

 クリミア半島にある人口三十五万人の同市は、二百二十年前から黒海に面した軍港として栄えた。現在もロシアとウクライナ両海軍の要衝となっている。

 一行はこの日、旧ソ連時代に原子力潜水艦の乗組員を養成し、現在は原発技術者を育てている国立セバストポリ原子力大学を訪問。原潜乗組員の訓練にも使われていた実験炉などを視察した。

 メンバーは二十七日まで、首都のキエフ市などを巡り、原潜から出た放射性廃棄物の貯蔵庫や、核兵器解体によって生まれた余剰核物質の管理の実態などを見学。被爆体験を学生らに伝える平和授業も行う。

 ロシア人で広島大大学院に留学中のアンナ・シピローワさん(28)は「チェルノブイリ原発事故など、ウクライナは核被害を経験した点で日本と共通しているが、核保有国のロシアと隣接するという別の事情も抱えている。核の脅威の感じ方の差に触れたい」と話している。

【写真説明】ウクライナ入りし、レーニン像の立つセバストポリ市中心部の公園を訪ねたシピローワさん(左端)らメンバー(撮影・野地俊治)


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