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ウクライナ外相と対話 第四陣、核廃絶訴え '04/10/24

 【キエフ23日岡田浩一】ウクライナを訪問中の広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)の第四陣メンバーは二十二日夕(日本時間同日深夜)、キエフ市の外務省で、コスチャンティン・グリシチェンコ外相(51)と会い、秋葉忠利広島市長から託された平和メッセージを贈った。

 一行四人を代表して被爆者の森下弘さん(73)=広島市佐伯区=がメッセージを渡し、「核兵器の廃絶に一層のご尽力を」と呼び掛けた。文面は被爆六十周年の来年を「核兵器廃絶の芽が萌(も)える希望の年にするため、力を尽くし、行動していただくことを心から期待申し上げます」とつづられている。

 グリシチェンコ外相は「私たちもチェルノブイリ原発事故の経験から、市長メッセージの意義がよく分かる」とあいさつ。ソ連から独立後、国内に配備されていた核兵器をロシアに移送し、全廃した経緯を説明した。

 さらに、テロの脅威が膨らむ中で「千発の核弾頭を持っていたとしても自国の安全は守れない」と強調。「わが国は核兵器の廃棄によって、かえって国際社会で安定した地位を得られた」と話した。

【写真説明】グリシチェンコ外相(右端)に平和メッセージを手渡す森下さん(左から3人目)ら第四陣メンバー(撮影・野地俊治)


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