広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)は、被爆地が発する「平和と和解」のメッセージを世界に伝えた。連載「ヒロシマを聞く 未来への伝言」では、若者たちが被爆者の証言にじっくり耳を傾けた。国境を超えて、世代も超えて、被爆地の記憶を継承しよう、核兵器のない未来を手繰り寄せていこう―。二つの企画に参加した総勢百三十人のうち六十人が、合同討論会「ヒロシマを伝える」に集い、感想と課題を本音で語り合った。広島市立大広島平和研究所の浅井基文所長、九州大大学院の直野章子助教授の二人にコーディネーターを務めてもらった。
【写真説明】合同討論会「ヒロシマを伝える」で被爆体験継承の方策について意見交換する被爆者や若者たち
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