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'13/11/30

酒酔いで診療 安佐市民病院


 安佐市民病院(広島市安佐北区可部南)の内科部長の男性医師(43)が、酒の臭いがする状態で診療を繰り返し、同病院の聴取を受けた後、10月末で依願退職していたことが29日、分かった。28日には同病院の男性看護師の飲酒運転摘発が明るみに出たばかり。市職員の飲酒トラブルが相次ぐ。

 病院によると、男性医師は勤務後の深夜、部長室での仮眠の際に飲酒し、酒の臭いをさせたまま、翌朝からの診療に当たることがあったという。

 9月下旬、「日中に酒臭い時がある」との同僚医師の指摘で10月1日に多幾山渉院長たちが本人に確認したところ「夜、眠れなくて酒に頼っていたことが数回あった。診療時に酒の臭いもあったと思う」と認めたという。男性医師はその後、休暇を取り、「一身上の都合」を理由に10月31日付で依願退職した。

 今月28日には同病院の男性看護師が酒を飲んで車を運転し事故を起こしたとして、道交法違反(酒気帯び運転、安全運転義務違反)の疑いで書類送検されていたことが発覚している。




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