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反核へ国際連携呼び掛け 原水禁・協系広島大会が幕 '06/8/7

 原水禁国民会議系と日本原水協系の二つの原水爆禁止世界大会は六日、広島での議論を締めくくる集会を広島市中区でそれぞれ開いた。七日以降、舞台を長崎市に移す。

 広島県立総合体育館武道場であった原水禁系の集会は、約八百人が参加した。ウクライナ人ジャーナリストのアンドレイ・コネチェンコフ氏は「言葉だけではなく行動を。核の恐怖と軍拡競争を終わらせよう」と強調、チェルノブイリ原発事故をはじめ世界のヒバクシャとの連携を呼び掛けた。

 最後に、「再びヒバクシャをつくらない」との原点に立ち返る「ヒロシマ・アピール」を採択した。原爆症認定集団訴訟の広島地裁判決を受け、特別決議もした。国に、原爆症の認定制度の改革や控訴断念を迫る内容で、近く厚生労働省に持ち込むという。

 原水協系の集会には広島グリーンアリーナに約八千五百人が集まった。海外の政府代表らがあいさつに立ち、軍縮や平和活動の連携を訴えた。高草木博原水協事務局長は「憲法九条と非核の国是を持つ国として、核兵器全面禁止の先頭に立とう」と力を込めた。

 原爆症認定訴訟の原告九人も駆け付け、全面勝訴を祝った。「(国は)控訴せんで」と気勢を上げ、政府に認定政策の抜本見直しを求める特別決議を採択。核兵器廃絶を求める署名活動や、被爆者の願いを受け継ぐ若い世代の運動拡充などの行動目標を示した「広島からのよびかけ」を確認した。(金崎由美、金刺大五)


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