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'12/7/14
遺族待つ816人の名簿掲示 原爆供養塔の遺骨
広島市中区の平和記念公園にある原爆供養塔の「納骨名簿」の張り出しが１３日、全国各地で始まった。供養塔に納められている原爆犠牲者の遺骨のうち、名前が判明しながら引き取り手が見つからない８１６人分。１０月末まで掲示され、遺族が名乗り出るのを待つ。 広島市内では市役所や公民館、図書館など計１７０カ所に掲示された。中区の広島バスセンターでは縦１００センチ、横７０センチのポスター状の名簿が出発ホーム入り口に張り出された。名簿は五十音順で、当時の年齢や住所など分かる範囲の手掛かりも記している。 安佐北区のパート職員楢〓文子さん（６１）は「手掛かりがありながら６７年も遺族が見つからないのは悲しいですね」と話していた。 市は１９８５年から名簿の全国発送を開始。今夏は自治体や被爆者団体など１９７６カ所に送り、掲示を依頼した。（加納亜弥） 【お断り】〓は「崎」の右側が「竒」となる漢字ですが、ＪＩＳコードにないため表示できません。 【写真説明】広島バスセンターに張り出された納骨名簿に見入る人たち       |
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