広島市の松井一実市長が、広島市中区の広島国際会議場であった「青少年国際平和未来会議ヒロシマ2013」で、平和宣言を英語で朗読した。これまで宣言を英語で読み上げてインターネット配信していたのを取りやめ、ことしは外国人を含む参加者に直接、英語で語り掛けた。
会議にはドイツ・ハノーバーや中国・重慶など広島市とゆかりのある海外6都市の高校生や大学生たちをはじめ計約200人が参加。松井市長のメッセージに聞き入った。
タイ・バンコクから訪れた大学4年パタラバディー・ティーラワンコンシリさん(21)は「核兵器の廃絶こそが世界平和につながると感じた」と話した。
市はことし、費用対効果などを理由にインターネット配信を中止。国際会議の場でのスピーチに切り替えた。(浜村満大)
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【写真説明】平和宣言を英語で朗読する松井市長




