平和大行進富山ルートが広島県入り
'98/7/30
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富山県から日本海側の七府県を経由し広島市の平和記念公園まで 行進する原水爆禁止日本協議会系の「国民平和大行進」富山ルート の行進団が二十九日、広島県入りした。島根県境の赤名峠付近で両 県の行進団代表約五十人が出会い、引き継ぎ式。三日正午すぎに平 和記念公園に到着する。
一行は六月四日に富山県朝日町を出発。核兵器廃絶などを訴えながら北 陸、山陰を経由して五十六日目に広島入りした。広島県側を代表し 県北地域労連の岡田隆行事務局長が「みなさんの声をもう一回り大 きくして広島に届けたい」とあいさつ。
出発地の富山からただ一人歩き続けている茨城県高萩市、労働組 合顧問豊田一子さん(67)は「沿道から声援、激励をもらって歩くこ とができた。あと一踏ん張り。広島で再会を約束した被爆者の方の ためにも頑張ります」と話していた。
【写真説明】広島入りした富山ルートの一行
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