中国新聞社

セミパラ  旧ソ連が初めて原爆実験をセミパラチンスク核実験場(現カザフスタン)で実施して五十年。その四年前に原爆を開発し広島、長崎に投下した米国との間で冷戦下、核軍拡競争を繰り広げた。その陰で、「死の灰」が実験場周辺住民の身体をむしばんだ。ヒバクシャ支援に立ち上がった広島の市民グループ「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」の訪問団(団長・平岡敬前広島市長、十一人)に加わり、八月下旬に現地を訪れた。(宮崎智三)

<下>きずな/同じ被害者思い共通(9月11日)
<中>経済疲幣/病院・患者とも困窮(9月9日)
<上>傷跡/「死の灰」住民むしばむ(9月8日)


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