一九八〇年代のイラン・イラク戦争で毒ガス戦があったイランの子どもたちが描いた「平和のねがい」絵画展が四日、竹原市の市役所一階ロビーで始まった=写真。十四日まで。
主催は広島市の特定非営利活動法人(NPO法人)「モーストの会」(津谷静子代表)。昨年からイランの毒ガス被害者支援団体と相互訪問する中で、同団体が全国公募した三~十五歳の作品約百点が送られてきた。
会場には四十八点を展示。手をつなぐ人々や地球を明るい色使いで描いた作品が並ぶ一方で、廃虚や戦場、兵器の残虐さを表現したものも目立ち、戦争の深いつめ跡を感じさせる。
   
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