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・三原の河口にイノシシ (02.12.19) ・福山で駆除倍増 (02.12.17) ・因島でイノシシ初捕獲 (02.12.11) ・イノシシ海を渡る (02.11.15) ・能美島・大柿、イノシシ初捕獲 (02.6.28)
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広島県倉橋沖 14日午後0時5分ごろ、広島県倉橋町鹿島の東約500メートルの海上で、呉海上保安部の灯台見回り船「あきひかり」(35トン)の乗組員が海を泳ぐイノシシ2頭を目撃、撮影した。これまでも目撃証言はあるが、撮影に成功したのは極めて珍しい。 「あきひかり」は灯台点検で航行中、体長約1メートルの2頭が鹿島から南東に向けて泳いでいるのを発見。追跡したところ、泳いで逃げ回った末、約15分後に鹿島に上陸して山に逃げたという。 25年間、瀬戸内海で仕事をしている井上信夫船長(52)は「頭と背中の一部を水面に出し、犬かきの要領で器用に泳いでいた。人間がゆっくり泳ぐくらいの速さだった」と、初めての遭遇に驚いていた。 瀬戸内の島々も近年、イノシシによる農作物被害が相次ぎ、「イノシシは海を渡って来た」との説が有力で、蒲刈、音戸両町で漁民らの目撃証言もあった。 |