多彩な新作 涼しさ演出 「靴の町」神戸のサンダル | '05/5/21 |
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足元を華やかにカラフルに演出するサンダルやミュール(神戸市長田区)
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初夏は女性の足元から―。サンダル、ミュールが涼しげに街を行き交い始めた。若者だけでなく今や四十歳代もおしゃれに履きこなす。
ケミカルシューズで全国七割のシェアを誇る靴の町、神戸・長田でも、阪神・淡路大震災後の輸入攻勢に負けじと、夏物人気商品の開拓に力が入る。サンダルを手掛ける大手メーカー「カワノ」は、四月から三カ月間で三十万足を生産。目の回る忙しさだ。
消費者の好みを肌で感じようと、五年前に立ち上げた長田ブランドの拠点「シューズプラザ」にも、新作が並ぶ。流行色の予測は困難だそうで「とにかくバラエティーに」と同社の担当者。
街へ、海へ、パーティーへ。軽やかに弾む素足に似合うのは? ひと夏の輝きをカラフルに演出する。
(写真と文・中西大二=神戸新聞)
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